ロジクール MX Master 2Sマウス購入

Untitled
ロジクールのハイエンドマウスといえば、MX Revolution、M950と購入しましたが、どちらも経年劣化でチャタリングが発生して壊れてしまい、しばらくマウスを使わずMacBook Proトラックパッドをメインに生活していたのですが、Lightroomなどでの操作がつらいときがあり、Amazonのセールで安かったM720 Triathlonを購入したのが4月。

当初は満足していました。

机の上にはMacBook Proの他にWindowsのデスクトップPCがあって、普段はSynergyで接続しているので1台のマウスで操作できるのですが、片方をシャットダウンしたときなどのために、マウスは2台用意していました。でも、普段は使わないマウスが机の上にあると邪魔なんですよね。

なので、M720 Triathlonのマルチデバイス対応は便利に使っていました。

ただ、やっぱりミドルエンドのマウスなので分解能が低いのですね。複数のディスプレイを繋いで使っている場合、移動距離と繊細な操作を両立できる必要がありますが、分解能が低いマウスだと繊細な操作を犠牲にして移動距離を重視せざるを得ません。最初は我慢できても、次第に分解能の高いマウスが欲しくなる。

そこで出てくるのが、同じくロジクールのマルチデバイス対応のハイエンドマウスであるMX Master(旧型)。

なんですが、ヨドバシの展示機のスイッチを押した感じがどうも気に入らない。発売からしばらく経ってヘタっているだけなのかもしれませんが、ストロークが浅い。元々そういうスイッチならば単純に好みじゃないし、ヘタっているだけならば耐久性が気になる。

M720 Triathlonが高耐久を謳うスイッチを採用し、ストロークの深い気持ち良いフィーリングを実現していることを考えると、倍以上のお金を出すのはちょっと躊躇してしまいます。

そんな中、発表されたのがMX Masterの後継機種となるMX Master 2S。

ヨドバシには先行してこの2Sが展示開始になっていたのですが、触ってみるとどうもスイッチの押した感じが違う。かなりM720 Triathlonに近い感じで好印象。マウスは消耗品なので最近はハイエンドマウスを買うのを避けていたのですが、我慢できず買ってしまいました。
Untitled
デザインは旧型から変わらず。塗装がマットなものとなり、センサーの分解能が向上(1600dpiから4000dpi)、ロゴが「logicool」から「logi」に変更になり、ほぼSynergyと同等の機能を持ってると思われる、複数PCでのマウス自動切り替え機能のFLOWが使用可能になっています(ちなみにM720 TriathlonでもFLOWは使えます)。FLOWについては、まだ試していないので、時間を作ってSynergyと比較してみようと思います。

使い始めたばかりですが、マウスの形状が、サイドのボタンのラインとの境目がM950などと比較して鋭角で、持ち方によっては違和感があることを除けば期待通り。スイッチを押した感触、分解能の高さが実現する複数ディスプレイをまたがるカーソル移動のしやすさと細かい操作を両立しています。
Untitled
画面の狭いPCを使っている場合、M720 Triathlonでも良いと思うのですが、マルチディスプレイならばやっぱりハイエンドマウスですね。あと、旧型のMX Masterの値段が下がっていますが、上記の理由から、個人的には高くても新型の2Sをオススメしたいです。

意識低めで写真を撮ることについて考えよう〜その2 作品でなくてもいいじゃないか〜

記録写真から抜け出して「作品」となるような写真を撮りましょう。
東京湾フェリーから
記録写真は「抜け出す」ものであり、価値の低いもの。

それは「他人に見せる写真を撮る」という意味では真だと思うのですけど、自分の写真の撮り方からすると、少し受け入れ難い感じのする価値観です。

僕にマッチするのは、おそらく↓こんな感じでしょうか。

「作品」と言えるような写真を撮れるようになりましょう、でも、記録の写真もたくさん撮り続けていきましょう。

趣味で写真を継続的に、長いスパンで撮っていくときに目指すところとして、多くの人にとってこれくらいがちょうどいいのだと個人的には信じているのですが、こう言ってもらえることってあまりないように感じています。
江戸川の夕陽
「写真が趣味だ」と宣言した上で、「他人が見ても意味不明だけど、撮った本人が見返せば何らかの記憶を呼び覚ます写真」を、何も気にせずに撮りたい。すごく自然な感覚だと思うんだけど、この行為を積極的に肯定してもらえる機会がない。

記録写真も悪くはないけどね、、、と悪気なく言ってるのは見ますが、それは「積極的に肯定」とは明確に違っています。

一眼レフ、ミラーレスなどの「レンズ交換式カメラ」を買っても、最終的に使われなくなっていくのって、このあたりの「記録」と「作品」の対立軸が、写真教育の過程の中でよく使われるから、っていうのは、割とあるのではないかなぁ、と思います。
TS020
世の中には「記録するものって別にないよね?」って人もたくさんいると思うんですけど、そういう人ばっかりが写真を教えているんじゃないかなぁ、というのは、ちょっと穿った見方でしょうか。

意識低めで写真を撮ることについて考えよう〜その1〜

写真を撮ること自体は上手くなりたいけど、自分を表現したい、何らかの承認欲求を満たしたい、みたいな思いはそれほどありません。
20170611-220747-3
SNSで撮った写真を公開することはありますが、それは「上手な写真とはなんだろう?」ということを考えるために役立ちそう、というのがきっかけ。

面と向かって「ここがダメ」と言われるのは基本的に大嫌いな人(これは子供の頃、習い事の類を全くしなかった影響なんですかね?)ですが、一度自分のローカルのPCを離れて他の人が撮った写真と並ぶことで気づくことは多いですし、投稿した写真への無言のフィードバックは「やんわり」とした(厳しい?)評価をくれます。

また、カメラやレンズの技術の進歩をウォッチするのは好きですが、買う買わないとは少し違う観点の興味なので、最新技術の詰まったカメラ・レンズを常に使いたい、という思いも、それほど強くありません。

最近進化しているのは高いのばっかりなので、財力的に付いていけない、というのは現実としてはありますし、良い機材を使わせていただくと、「良いなぁ」と思うのですが、新製品をウォッチすること自体は「このカメラ・レンズで撮ったらどんな写真が撮れるんだろう」というのとはちょっと違う、別の知的好奇心を満たしてくれています。
Untitled
社会人になった頃に買ったデジタル一眼レフをすっかり使わなくなり、ミラーレスを使うようになってから4年弱経ちますが、去年まではほとんどNEX-6とSEL1670Zの組み合わせで写真を撮っていました。

去年買い増しした超広角のSEL1018は結構使っていて、サブのボディと一緒によく持ち歩いています。一方で、同じく去年購入した望遠のSEL70300Gは大きさからか、持ち出す頻度はそれほど高くないです。APS-Cで使っている分には写りは良いのですが、もっと小さい望遠をカバーするレンズも持っておきたいなぁ、というのはずっと思っていたります。

SEL1670ZもSEL1018も、昨今の高画質・大型化志向からすると、かなり妥協したところのあるレンズですが、それでも、自分の行きたいところに行って、構図を考えながら撮っていると楽しい。自分の写真欲は、これでほぼ満たされていると言えます。

とはいえ、こういった考えを持っていると、(勝手に)肩身の狭い思いをすることになります。

「記録写真と作品の違い」

「周辺部の描写」

「ボケの綺麗さ、レンズの味」

写真好き、カメラ好きが日々熱く語り合うテーマです。

言われれば気になるけど、突き詰めて考えてみると、どれも自分にとって本当に気にすべきことではないことに気づきます。
Untitled
では、今手元のPCに入っている、15年に渡って10万枚以上、ありふれた普通のデジタルのカメラで撮影された写真は何のためにあるのでしょうか(続く)。

Nintendo Switch買ってたよ。

Nintendo Switchですが、実は発売日に買っていました。
Untitled
ソフトはゼルダ1-2-Switchの2本を購入。子供が何本か体験版をやった結果、「いっしょにチョキッと スニッパーズ」もダウンロード購入。

個人的には1-2-Switchのノリは好きではないですが、ゼルダはなんとかメインのガノン討伐をクリア。オープンワールド系のゲームは、PS3までしか持ってなかったこともあり、これまで未体験だったんですが、非常に面白かった。ただ、達成率は低いので、もう少しやってみようと思います。

3月中にあったスプラトゥーン2の「試射会」は、1回(1時間)だけ参加。子供と「死んだら交代」でやってました。

来週はマリオカート8が出て、GW中実家に帰るときも持って行くつもりなので、Joy-Conをもう1セットと充電ホルダーを購入。最大で4人まで遊べます。
Untitled
今後発売されるゲームでは、子供がiPhoneでよく遊んでいるMinecraftと、スプラトゥーン2はおそらく買うと思いますが、ARMSはちょっと悩み中(Joy-Conが2セットあるので、ARMSレディな状況ではあるのですが)。

据え置き型と携帯型の「2in1」とも言えるNintendo Switchですが、僕は結構活用しています。通勤時にゼルダをやり、家に帰ってきたらドックに置いてそのまま続きをやる、みたいな遊び方を普通にしていますし、家でもPCが置いてある机の前で携帯モードでそのままプレイしたりすることもあり、遊び方の自由度の高さが家庭によっては稼働率を高める効果は大いにある思います。

グラフィック性能的には「中途半端」という印象も持たれているSwitchですけど、据置型の「家庭用ゲーム機」は、実質的に死んでると言って良いと思うんですよね。カジュアル層はスマートフォンに持って行かれていますし、PS4は「家庭用ゲーム機」というよりも「PCゲームが遊べるコストパフォーマンスの高いハード」と言った方が良いでしょう。

家庭におけるテレビの台数は、世代が変わるに連れて着実に減少傾向にあり、子供部屋や寝室にテレビを置く家庭は減ってきています。そんな中でスマートフォン以外のハードウェアでゲームを遊んでもらうために、Switchの構成は考えられているのかもしれません。

スプラトゥーン2が出たら買う、という感じでまだ買い控えている人もいそうですが、発売日はもう7月22日に決まってしまいましたし、品薄が続いていて「欲しくなったらすぐ買える」という状況でもないですから、そろそろ確保に走っても良いのではないでしょうか。

ゼルダ面白いですよー。

一眼レフとコンパクトデジカメを処分した

「断捨離」の続き。残っていたタブレットとコンパクトデジカメと、別にしていたD40(残り物なので古いのばっかりだ)。
Untitled
これで、カメラ絡みでは、Nikon Fマウントのボディ・レンズ一式、および、妻用と防水、価値がなく値段が付かない古いものを除いた複数のコンパクトデジカメを売却したことになります。

Nikon Fマウントの売却は、APS-C Eマウントのレンズがある程度手元に揃った結果、ほぼ使わなくなってしまったことが原因。ミラーレスのEVFでも液晶画面でも全く同じ使い勝手・性能で撮れることに慣れきってしまい、一眼レフカメラが使いにくいと感じるようになったことも、使用頻度を下げました。

ただ、一眼レフの将来性について否定するつもりはありません。

ハイエンドではミラーレスに技術的な追い上げが進んでいますが、動く子供を撮影する、といったシチュエーションでは、低価格一眼レフのダブルズームキットの方がコストパフォーマンスの観点で有利なように見えます。枯れた技術で作られたEOS Kiss X7 ダブルズームキットの価格に、ミラーレス陣営が利益を出しながら対抗できるとはとても思えません。ミラーが必要なくシステムをコンパクトにできることよりも、高性能なライブビュー撮影を想定しないことの方がコストが安く上がるのでしょう。

そのあたりは適材適所ですが、個人的には、AFや連写性能がある程度優れたミラーレスを買ったので、これまで持っていたローエンド寄りの一眼レフがいらなくなった、ということです。

一方のコンパクトデジカメについては、妻が使っているPowershot S120と、防水コンデジ以外を売却。

僕のiPhoneは6sで防水ではないので、防水のコンデジは一応手元に残しましたが、1インチより小さい1/1.7型などのコンパクトデジカメは、僕の使い方では既に画質的にiPhoneで賄えてしまえる、という印象で、iPhoneで写真を撮ることに抵抗もなくなってきたので、「コンデジはもういらないかな」と考えました。

1インチのコンデジは買ったことがないのですが、iPhoneとレンズ交換式カメラの間、というサイズ感のカメラをいつ使うのか、というのが現状イメージできていなくて、値段の高さもあって購入にはいたっていません。妻のPowershot S120は、G7XやG9X辺りのシリーズに買い換えたいとは思っていますが、自分用としては購入予定はありません。

数は減らして防湿庫には若干の余裕ができたので、機材はまた増やしたいとは思っているのですが、今後の方針はCP+の会場で新製品を見ながら考えることにしたいと思います。レンズもそうですが、三脚とかジンバルとか気になってるんですよねぇ。

断捨離

年末から少しずつ「断捨離」をしています。

面倒だから使わなくなったガジェットを処分しないで溜め込んでいたら、部屋の余裕がなくなってきたので、今回は「半年以上使っていないガジェットはもう使わない可能性が高い」という基準を作りつつ、それでも弱気に処分しています。
Untitled
まずは、限りなくゴミに近いものを処分しようとして、古いノートPCや初代PS3、実家から送ってもらった古いアンプとビデオデッキなどを送料だけで処分してくれる業者に送りました。。
Untitled
キャンペーンの時期だったので送料も無料で、20kgくらいのダンボールを2箱。

次に、使ってないイヤホンやPCスピーカーをeイヤホンに売却(写真なし)。こちらは宅配用の箱と梱包材を送ってもらって送り返す方式。輸送その他にかかるお金は無料で、古くて安いのばかりだったので、ゴミとして処分するかどうかは悩んだくらいですが、捨てるよりはちょっとでもお金になった方が良い。

第三弾はカメラ。前々から思っていた、Nikon Fマウントの機材を処分する、を実行。ついでに買取額を調べたら思ったよりも良い値段だったCOOLPIX P340も処分。
Untitled
こちらも基本的には同様の宅配回収方式。安い機材ばかりなので、回収に来た人が「あ、思ったより軽い」と言ったのに心のなかで笑いました。ついでに安いズームしかないマイクロフォーサーズも全部売ってしまおうかと思いましたが、日和って決断できず。それでも、我が家の小さい防湿庫にも若干の余裕がうまれました。

残りは使ってないタブレットコンデジ類です。こちらもそれぞれの単価が安いのですが、そのまま捨ててしまうのは勿体ないですからね。

あけましておめでとうございます。

去年は買ったものリストを作って終わってしまったので、去年の振り返りも含めて、去年の最初と同じタイトルで。
IMG_2644.JPG
まず、去年について。

それなりに充実していた一方で、何らかのストレスは溜まっているのかなぁ、と思います。そのストレスの原因はあまりよくわからないのですが、うまい付き合い方をそろそろ考えないといけないような気がしています。

一方で、今年の目標は、色々なことをもう少し頑張る、もう少し人生を楽しくする、ことです。

社会人になって10年くらい経ちますけど、最初の4-5年くらいは無知に楽しくて、その後3年くらいはヤバイくらいつまらなくて、ここ最近は少しずつ楽しくなってきた感じです。でも、楽しいことは続かないので、今後も楽しくなるように何かを切り開いていかないと、そう近いうちにまたつまらなくなるでしょう。

あんまり人生を楽しくしようとしすぎると、どんどんリスキーな人生になっていきますが、そんなリスクを負えるような性格でも環境でもありませんから、無理しない範囲で面白いことを探していければ良いと思います。楽しいこと、面白いことの対象が何なのかはわかりませんが、マインドを少し変えていきたいなぁ、と、その程度のイメージですね。

最近、写真はRAWで撮ってLightroomで現像するようになったのですが、これも自分にとっては「新しいこと」「面白いこと」です。自分の写真がちょっとだけ巧い写真に変わって、撮影技術や精神的なダメさわかってくるのは楽しい。そういうことを、今年はたくさん見つけられると良いですね。

それでは、今年もよろしくお願いします。