LCM-T191AD電源基板コンデンサ交換 - 液晶ディスプレイ修理プロジェクト(3)

寮で拾ったLCM-T191AD( http://www.logitec.co.jp/products/monitor/lcmt191ad.html )が電源を入れても1〜2秒で消えてしまう、という感じに壊れてしまったので修理しよう話。とりあえず前に「直った」と書いたのだけど、修理のときに写真を取っていたので軽く紹介。

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まず、マイナスドライバなどを使ってプラスチックはめ込みの筐体を外し、さらに電磁波対策用のカバーも外して基板とご対面…となった状態の写真。
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DVIとDSubのコネクタが付いてる緑色の基板が信号処理系、左側のオレンジの基板が電源。ちなみに、左側の基板は表はオレンジだけど裏は緑。

基板にも書いてある通り、こいつはどうやらBenQ製らしい。まあ、DELLも含めて液晶ディスプレイなんてBenQばっかですよ。

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電源基板裏側のコンデンサの液漏れっぽい部分。
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本当にコンデンサの液漏れかは不明。

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改めて電源基板を表側から(コンデンサ交換前)。
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交換するのは緑がかった水色の8個のコンデンサ。容量は全部16V、220μfというタイプ。秋葉原の千石通商というところで交換用のパーツを調達(写真なし)。全く同じ容量のものはなく「25V、220μf」というタイプが同じ規格…ということだったのでそちらを買ってきた。一個30円で8個で240円。

ちなみに、コンデンサはラインが入っている方がマイナスらしい。この場合、黒い線が入ってる方がマイナス。交換する前に写真を撮って記録しておきたい。

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交換作業中の図。
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交換したコンデンサは本体色が黒で、白いラインが入っている方がマイナスだった。あと基板にもどちらがマイナスかわかるように書いてあったので、写真を撮らなくても大丈夫だった。

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交換が終わったらあとは元通りに組み立てて電源ON。今回は運良くこれだけで直りました。