カメラ熱

会社に入ってから今年の頭くらいまでにFinePix F30とデジタル一眼レフD40+18-200mm VR)を買っちゃうくらいだったんですが、かなり冷めてきました。

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デジタル一眼レフで物撮りしようとすると全然寄れないのでマクロなレンズはちょっと欲しいんですけど、ボディについては僕の使い方だとこれ以上の性能はいらないかなぁ、と思いました。壊れたら買い換える感じでしょうか。

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コンパクトカメラはここ最近性能的な進化がすっかり止まっています。画素が増えてもダイナミックレンジは下がる一方で、レンズ性能的にも薄型化の要求から下がり気味な感じなので、新しいのを買うだけの価値を感じません。まあ、大手メーカーの製品ならどれを買っても大ハズレしない、という意味ではいいんですが。

デジタル一眼レフの流れから考えると、次のブレイクスルーになる可能性があるのは撮影素子がCCDからCMOSに変わることでしょうか。それまではFinePix F30を使い続けたい。壊れないで欲しいなぁ。

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秋になって中級の一眼レフがいくつか出ましたけど、Canon40Dはいざ発売されてみると「手抜いてる」と言われがち。同時に新発売になったレンズは明らかにKissシリーズ用のエントリーモデルだしなぁ。

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ソニーα700はとにかく液晶が綺麗なんですが、その他の部分はいまいちな印象。高級そうなキットレンズも超音波モーターじゃないからフルタイムMFじゃないし。シャッター音も「鳴らしてる」っていう感じの音が鳴って正直微妙。

キヤノンのカメラの場合、エントリーのKissデジは初心者に「一眼レフを使ってる」という感覚を感じさせるために意図的にそれっぽい音を「鳴らしてる」ような感じがする。中級機の40Dだと気持ちのいい音なんだけど、そんなに主張しない。これはキヤノンっぽくて、アリな感じ。でもα700は中級機にも関わらず「鳴らしてる」ような派手なシャッター音。この辺りの考え方は家電メーカーらしい気もするんだけど、値段を考えると「下品」だと感じた。

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その点、Nikonは地味。D40は安いなりの音がします。D200でも音の気持ちよさってそれほど考えてるような気がしなくて、メカが頑張ってるような音しか聞こえない。質実剛健な感じ。これもメーカーの思想なのかなぁ…と思います。