結婚してすぐに買ったDELLのノートPC、Inspiron 640mのパッケージの超廉価モデルで本体価格は6万円ちょっと。既に型落ちいてるが半年ちょっと使ってみて思ったことを書き出してみる。
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安物感を一番強く感じたのはイヤホン端子だ。
まっとうなメーカーのノートPCの場合、ハードウェア的な音量(音声出力の大きさ)を調節できるのが普通だが、こいつにはハードウェア的に音量を調節する方法がなく、出力も不必要にでかい。音量を調節すると容赦なくビープ音っぽい音が鳴る。これが何を意味するかというと「耳を痛めたりするのをおそれてイヤホン端子が使えない」ということになる。
普通は液晶の輝度などと同様にFnキーとのコンビネーションで調節できるし、回転式のボリュームダイヤルが付いてるメーカーもある。それと比べるとあまりにもお粗末な仕様だ。
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次には気になるのはキーボードの品質。果てしなく撓み、そして打ちにくい。
ほかによく使うPCのキーボードが良すぎるせいもあるが、快適さの違いは明らかだ。もっともキーボードの品質は筐体とのマッチングにもよるのでDELLでもモデルによって差はあるようだが、どこのメーカーも安いモデルは決まってキーボードのタッチが悪い。
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液晶については解像度を一般的な1280×800ドットから1440×900ドットに上げるために光沢のあるグレアタイプのものにしたのだが、やっぱり反射が気になり、液晶の角度の調節はちゃんとやる必要がある。ただし、発色や視野角については特に不満はない。悪くない品質だった。
Inspiron 640mはビデオチップがチップセット内蔵のものしか選択できないため、グラフィックの性能はあまり良くない。解像度が高めなのでちょっと性能的に苦しそうな感じ。スクロールのスムーズさがちょっと足りない。この辺りはチップセット内蔵では妥協しなくてはいけないところか。
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結論としては、安物にはやっぱり安いだけの理由がある、ということだ。イヤホン端子はUSBのサウンドデバイスを使えばカバーできるが、キーボードを外付けにするのは見た目的に結構厳しい。次にノートPCを買うときはキーボードの品質を確かめておきたい。