大学生の頃、安いイヤホンを買い集めて比べるのに凝っていた。
当時買った物を覚えてる限りで上げるとこんな感じ。とりあえずその頃の定番はほぼ押さえている。
- SENNHEISER MX500
- PHILIPS SBC-HE580
- PHILIPS SHE-775
- SONY MDR-E931SP
- SONY MDR-EX71SL
- KOSS The Plug
- ちゃんと改造もしました
- audio-technica ATH-CM5 OR
この当時の高級機というとSONYのMDR-E888、SHUREのE2c、Etymotic ResearchのER-4S/Pあたり。ER-4は4万とかしてたし、今よりも高いイヤホンに対する抵抗感が高かったので、ブルジョワな人が買う、っていうイメージだった。
たくさん買ってわかったことは、
- 音の傾向はそれなりにあるが、一番重要なのは耳の形やサイズと合うかどうか
ということだった。耳に密着しないと低音が出なくなるので音のバランスが大きく変わってしまう。カナル型ではないインナーイヤー型の場合、イヤホンそのものの音の傾向よりも自分の耳に合うかどうかが重要なのだ。
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その頃はヘッドホンも気になって2つくらい買っている。
- KOSS SportaPro
- audio-technica ATH-A500
ATH-A500は1万円くらいするヘッドホンで、かなり頑張って買った記憶がある。
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社会人になってからは「5000円以下のイヤホンを買い集めても意味がない」ということにやっと気づき、以下の3つを購入した。
- SONY MDR-EX90SL
- SONY MDR-NC22
- Etymotic Research ER-4S
数は減ったが、1個あたりの単価が上がっているので投入しているお金は結構な額になってる。
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で、下の記事だ。
○Business Media 誠:iPodが“火付け役”、アイデア合戦でイヤフォン人気
最近ヨドバシの売り場に行くと思うのだが、あまりにも数が多すぎる。これだけ多いと選びようがない。
しかも、値段が高い物でもとんでもないものがあったりするのが困る。特に、(僕が)聞いたことのないベンチャーっぽいメーカーで、見たことがないデザインのは高いのでもヤバい。
結局、音がいいものを作れるメーカーはそんなにない。イヤホンについて言えば、エレコムなどのPCサプライメーカーはもちろん、JBLやAKGなどのハーマンインターナショナル系、SENNHEISERなどもOEMなのだ。
ソニーやパイオニアなどの一部日本メーカー、Shure(一部はOEMらしい)、BOSEあたりを除くと、OEM元はフォスター電機、Crysen、スター精機などが有名なところ。
ちなみに、iPodに標準で付属するイヤホンはフォスター電機が作ってるらしい。SENNHEISERのMX500で有名なフォスター電機だけに、耳のサイズが合えば音は悪くない。
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商売としては盛り上がってるんだろうけど、普通のサラリーマンの趣味としてみると…ね。