ドコモの新サービス、ポケットUがやばそうな件について

「ドコモ」というブランドを使って、家の中のWindows PCと携帯電話を繋ぐ…っていう時点でかなりチャレンジングな感じがするんですが、やっぱりやばそうな感じです。

TVersityとかSP3とか入れてる僕のWindows XPマシンではPC側のポケットUソフトをインストールできませんでした。やったことは、

  1. とりあえず加入してインストー
  2. DLNAサーバとかが入っててHTTPDが起動できない
  3. DLNAサーバとか外してもダメ
  4. 関係ありそうなの全部アンインストールして入れ直し
  5. 再インストールしてもVPNの接続設定が作られなくなる
  6. もうダメぽ(今ココ)

ドコモのサイトを見てもちっとも宣伝がされてない、って時点でちょっと怪しい感じがしたのですが、ポケットUのページには「Vista SP1には非対応」「XP SP2に対応しています」とか書いてある。

Vista SP1に「非対応」って時点で酷いけど、XP SP3が出てる中「SP2に対応しています」ってどういうことよ。SP3で動くのか動かないのかわからねーじゃねーか。 そもそも音楽の変換元にMP3が指定できないとか、もう終わってる。

正直、i-modeブラウザ+iモーションの仕組みを使う時点で、出来ることの限界は想像できてしまうわけですが、それでも試してみること自体に失敗する、ってのは悔しいなぁ。

VPNで繋いで、ローカルにHTTPサーバを立てる、っていうのは技術的にすごく真っ当なアプローチに感じたんですが、ターゲットが「普通の人が使うありとあらゆるメーカーのWindowsマシン」ってのがすごく厳しいですよねぇ。チャレンジングな課題に真っ向勝負を挑んで敗北した、という男気は感じるんですが、こういうものを作ってはいけないんだな、という思いも強く受けました。

とりあえず「ベータ」って書いておいてタダでサービス始めるくらいにしておけば良かったのでは?