今後のPC更新を考える(2)

デスクトップPCは不要なのか?

とりあえず、クライアントPCとしてのデスクトップPCは僕にとっては不要だ。ただ、省電力デスクトップPCでもNASでもどちらでもいいのだが、ファイル・プリンタサーバは必要だ。

ノートPCのストレージ容量には限界があるし、2.5インチHDDはコストパフォーマンスも悪い。外に持ち出すならコスト度外視でノートPCにでかいHDDを積むという手もあるが、どうせ家の中でしか使わないのなら、ストレージは3.5インチHDDが使えるファイルサーバに任せる方がいいだろう。これは、バックアップやデータ共有という点でも正しいはずだ。

今僕がこの日記を書いているMacはどうか

Macは素晴らしい。しかし、長年使いつづけたWindowsには捨てられないアプリがある。iPhotoiTunesMac版)の管理ポリシーは、ストレージを汎用のファイルサーバに置くことを想定していないため、レスポンスや機能の点でPicasaWindows Media Playerの方が僕の望むものに近い。

MacOSXとしての機能だけでなく、UNIXの部分やVMWare FusionやBootCampなどを組み合わせることが必要だ。これらを考えると、Macは所詮使いやすいコンソールでしかないのだが、それこそがMacを使うことの意義なのだろう。Windowsという殻に閉じこもらないようにするために、Macを使いつづけるのだ。

最後にモバイルはどうだろう

(1)でPCを持ち出すことがほとんどなくなったと書いたが、最近はネットブックと呼ばれる廉価なモバイルノートが出てきた。5〜6万円程度で買えると考えると、持っていてもいいかもしれない。ただ、それほど必要に迫られていないのも確かである。

昔はデジカメの写真を取り込むために旅行のときには持って行っていたが、フラッシュメモリが安くなった今なら、必要な分だけフラッシュメモリを買い足せばよいとも言える。