Nikon D90と18-105mm F3.5-5.6 G ED

正直、デジタル一眼レフカメラのボディってそんなにこだわりないんですよね。D40+18-200VRって組み合わせは基本的に「超高性能コンパクトデジカメ」っていうイメージで買ったし、動くモノを撮るっていうこともないので、連射性能とか超高速・多点AFとか必要ない。

でも、D90の新機能である「HD動画」は良さげです。10万そこらで様々なレンズを使った動画撮影が楽しめるわけですから。せっかくなら720pじゃなくて1080pにして欲しいところですが、それは次世代機で…ってことなんでしょう。

ミラー上げっぱなしなのでコントラストAFになっちゃうし、動画のAFアルゴリズムは静止画とは異なる…などといった理由から動画撮影中のAFはなし。すごく実験的な機能、という感じもしますが、どんな動画が撮れるんでしょう。実機レポートに期待したいです。

レンズの方はDXフォーマット、VR搭載の標準ズームをまじめに揃え、モデルチェンジしているのが好印象。そんなに細かくラインナップする必要あるの?とも思いますが…。そろそろDXフォーマットで使いやすく、モーター内蔵の単焦点レンズとか出してくれないでしょうか。

しかし、ニコンのレンズっていいレンズでもサイズが小さいと筐体の処理はみんな一緒になるので安っぽいですよねぇ。ニコンの場合、マウント径が小さいので、デカくて高い大口径レンズはどうしても根本だけ細いデザインになり、そこで見た目の差別化が図られるわけですが。

その点、キヤノンは安いラインと高級機できっちりと見た目を変えてくる辺りが商売がウマいと思います。いつかはカッコいいLレンズ…となるわけですね。