全体の感想を先に言っておくと、
- 機能すごい
- ちょっと遅い
という感じです。しばらくMacBookで頑張ってみます。
マルチディスプレイへの対応はどうか?
VMware Fusionが2.0になって一番の強化点と言えるのは「マルチディスプレイへの対応」でしょう。
これまでVMware Fusionではディスプレイをまたがっての利用はできませんでした。たとえば、フルスクリーンは1画面のみ、ユニティモードに設定しても別のディスプレイへとWindowsアプリのウインドウを移動することはできませんでした。
2.0からはこれが可能になります。MacBookをテレビに繋いで早速試してますが、バッチリです。ただし、マルチディスプレイのユニティモードでウインドウを動かすと表示がすごい重くなります。レイヤーが重なっているので、デュアルでなくても引っかかる感じはあるのですが。
MacのFinderからWindowsのOfficeに対してファイルを開かせることができる
右クリックで開く、すると次からデフォルトになる。これ、地味に便利そう。そして、VM上のOfficeの動作速度に驚く。WindowsのOfficeのライセンス持ってればNeoOfficeいらない。
Linuxでユニティモード
新しいバージョンのVMware toolsで実現できます。Ubuntu 8.04で試しました。1つのディスプレイ上でMacOSX、Winodows、GNOMEのウインドウが重なったりしているのは結構画期的。
ただ、デフォルトで漢字変換がCTRL+SPACEに割り当てられるのですが、これはMacのSpotlight検索のショートカットと被るので、設定を変更しないとユニティモード中では漢字変換がON/OFFできません。
ゲーム向けのマウス最適化
ゲームのためにマウスの反応速度を上がるのかもしれませんが、OSをまたぐときに1回のクリックでウインドウが切り替わってくれなくなるので、ユニティ中は「最適化しない」にした方がいいです。「環境設定 - 全般」で設定できます。
なんかキーボードの反応が悪い
正直、MacOSX自体、いまいちキーボードの反応がリニアじゃないような気がするんだけど、VM上だとさらに反応が悪くなる。デュアルディスプレイにするとさらに反応が悪くなるので、CPUの問題か。