ハーフXGAって…

3.8インチ1024×480ドットという化け物液晶を搭載する931SHが気になる。単純に解像度だけ見ると3ペインレイアウトも表示可能…ということになるんですけど、問題は画素のサイズとポインティングデバイスの関係。

iPhoneのタッチパネルと、サイズの割に低い解像度って、ちゃんとバランスが取られていると思うんですけど、横1024ドットでやたらと小さく表示された3ペインのWebページ上で、ちゃんと押したいリンクをクリックすることができるのか、というのは激しく疑問。指でタッチする、クリックボタンでカーソルを移動する、というスタイルではおそらく無理です。

モバイルウィジェットは…どうなんでしょうね。ウィジェットってそんなに好きじゃないんですよね。

やりすぎな感じは受けますが、ケータイとして先進的な機能を目指すソフトバンクと、それに応えるシャープの勢いには素直に「すばらしい」と言わざるを得ません。

そして、ソフトバンク初となるカシオの830CAですが、プラットフォームはどこなんでしょうか。パナソニックau向け端末がカシオベースなので、相互供給ということでパナソニックLinuxプラットフォームがベースになるんだと思いますが。

日本の携帯電話業界もプラットフォーム化が進む一方、シェアトップなのはプラットフォームに技術力を突っ込まず、アプリの作り込みに手間かけ、あとはお金(外注による人海戦術?)でなんとかしてそうなシャープ、というのは皮肉なところ。プラットフォームを頑張ってるところが報われないというのは、携帯電話の商売を考えると仕方ないのかもしれませんが、厳しいですね。