ideapad S10e到着。

10インチ台の「ミニノート」と呼ばれるジャンルのノートPCを買ったことがなかったのでとにかく本体が小さいのに驚く。バッテリをつけた1.3kgという重量は決して軽くはないが、まあ、こんなもんだろう。本体の塗装は安っぽいが、ボディの剛性感は値段からは想像できないほど高く、安心して持ち運べそうだ。

とりあえず買ってきたUMAXのメモリモジュール(DDR2 SODIMM PC5300)を元から入っていた512MBと入れ替え。本来はマザー直付けの512MB+2048MBのはずだが、BIOSでは2048MBとして認識。これは事前の情報通り。あと最低限必要なソフトウェアを突っ込む。ちなみにメモリやHDD用のスロットに付いている部分の蓋はプラスチック。あんまり頻繁に開けたりしない方が良さそうな予感。入れ替えて遊びたかったのだけど。

縦576ドットのディスプレイは確かに狭い。でも、これは600ドットならいいって話ではなく、ネットブックで規定されている600ドット前後というのがそもそも厳しいのだと思う。600ドットでなくて576ドットだと「ゲームで困る」という話はあるがこいつでゲームをやる気はないのでいいだろう。我慢できそうだ。

液晶の品質は普通。視野角もまあまあ。大昔のThinkPad X24よりはずっと視野角は広い。光沢液晶は家で使ってる限りでは文句はない。

キーボードは、ちょっと厳しいキーがある。左CTRLはちょっと厳しすぎるので、CapsLockに割り当てたいところだ。あと、「、」と「。」も同じくらい小さいのもちょっと気になる。ただ、キーストロークこそ浅いものの、剛性感が高くて結構打ちやすい。どちらかというと好きなキータッチだ。この日記はideapadで打っているのだけど、楽しく文章を打てている。

本体のスピーカーはこのサイズにも関わらずステレオで、パームレストの手前についている。思ったより普通の音がする。音量の調整はFnキーとの組み合わせで操作するタイプだが、残念ながら安いノートPCにありがちなWindowsのVolumeを調整するタイプだ。

ずっと無線で使っているのだけど、11nに慣れると11gって遅いね。5GHzのアンテナが来ているなら、a/b/g/nのカードに替えたいところ。

やや衝動買い感があったのだが、非常に良い。これが定価49980円、実質45000円で買えるなんて、信じられない。