CULVの本命、Acer Aspire Timeline発売!

量販店の展示機を触ってきた。

外観面で言えば、デザインや質感は素晴らしいと思った。天板のアルミや、落ち着いたメタリックなカラーリングなどは僕の好みと合う。格好いいと思う。

一方、入力面では気になるところがある。まず、Acer独自の「Acer FineTip」というらしいキーボード。キーボードが撓むようなことはなく、しっかりしたタッチだと感じたが、キーピッチいっぱいまで平らなキーはミスタッチが増え、打ちにくいという話を聞く(ちょっと打ってみただけじゃわからなかったけど、ヨドの店員がよくそう言ってるのを何度が聞いた)。あと、タッチパッドのボタンの固さも気になった。こいつのは固くて安っぽい。ネットブックの初期はみんなこんな感じだったが、他社の場合、最近のモデルでは改善されていることが多いのだが…。

入力デバイスは日本の嗜好とちょっとズレている感じがあるけど、全体を見るとすごい。89800円という価格設定はマーケティング的に微妙なところだと思う(PC好きがサブに買うにはちょっと高いかなぁ…)のだが、無線はabgnだし、Bluetoothも載ってるし、HDMIだって付いている、CPUやチップセットもケチってない。CULVのハイエンドモデルなのだ。

あと、同じプラットフォームであるMSIのX-Slim Series X340と比べると全然良くて、AcerMSIの圧倒的な実力の違いが如実に出てしまっている。hpとAcerはやっぱりすごいと思う。

学生時代に通常電力版CPUを搭載した12インチ前後のノートPCを愛用していたユーザーとして、Aspire TimelineやPavillion dv2によってCULVやYukonを使った安価なモバイルノートPCの市場が広がってくれることを願っている。日本人に本当に合っているのは太ったネットブックよりこういったノートPCだと思っているから。

果たして、日本メーカーが競合モデルを出してくるのはいつか。そして、どこが一番最初に出してくるか。

ついに発売!:Netbookを完全に超えた? 「Aspire Timeline」を徹底チェック (1/2) - ITmedia +D PC USER