iモードとiアプリに対する想い

ガラパゴスケータイの象徴であるドコモのiモードiアプリですが、僕ははじめて買ったケータイがF502iだったりします(実はiモードがやりたくてケータイを買ってもらった)。

それからずっとドコモユーザーとしてiモードiアプリの進化をユーザとして見守ってきました。そして、iモードiアプリの進化からはいろいろな驚きをもらってきました。今となってはプラットフォームとしてかなり枯れてきていますが、枯れている分だけ安心して使えるインフラになっています。

iPhoneを使って喜んでいる人々は、僕のようなケータイユーザーが長年見守ってきた進化の課程で感じてきた楽しさを、今になって一気に感じているだけという気が、僕にはするのです。iPhoneじゃないと出来ないこと、ってのは全然思いつかなくて、過去にiモードiアプリが先に実現してきたことが多い。

でも、それはそれですごいことなんですけどね。だって、同じ機能はiPhoneを今日買った人が昨日まで使っていたケータイにも付いてたかもしれないのに、それを全く使ってもらってなかったわけですから。

ただ、それはその機能をケータイの中でちゃんと使ってる僕には関係ないことなので、やっぱり僕はiPhoneを買おうという気分にはならないのです。iPhoneも、もっと枯れて安心して使えるインフラになるまで待っていいかな。