今年はノートPC向けデュアルコアCeleronがアツい!

CULVノートPCはいまいち盛り上がってません。その理由はおそらく価格です。基本的に、PCはマイクロソフトインテルにお布施を払うシステムになっています。

ネットブックでは、インテルAtomという素晴らしく製造コストの低いCPUに加え、マイクロソフトがXPを安く提供したため、お布施を安く抑えることに成功し、ヒットに結びつきました。

しかしCULVではOSは通常価格のWindowsを使います。CPUも通常のノートPC向けと比較して特別安いものではありません。結果、CPUの冷却などが単純になること、サイズが小さいこと、光学ドライブがないこと、くらいでしかコストを下げることが出来ず、大して安くもなく性能も中途半端なPCということになってしまいました(ただAthlon Neoのモデルは安くて悪くないと思うんですが…)。

上の記事によるとインテルはCULV向けデュアルコアCeleronを出すようです。これで、インテルに払うお布施は少し安く抑えられそうです。

結果、Let's noteのような高付加価値のモバイルノートはかなり厳しくなると言えます。でも、これはどうしようもない流れです。数年後には「水やホコリの多い環境でも稼働します」みたいな特殊ノートPCと同等レベルのレアモノになってしまっていてもおかしくはありません。もう高付加価値モバイルノートは諦めて攻めるしかないのだと思います。

こちらはデュアルコアCeleronと外付けGPUを搭載した17インチのノートPCながら4万円台の価格を実現したhpのノートPCのレビュー。予想通り、一般的な利用において不満のない性能を持っている模様。

底面の蓋をなくすことで樹脂製筐体ながらも剛性を確保した設計になっていることなど、気になることも書かれていてなかなか面白い。秋葉原のTSUKUMOはhpのオンラインモデルを店頭販売しているので展示されてますが、触ってみるとキーボードの作り良いんですよね。17インチにしては軽いのにどうやってんだろう、と思っていたので「なるほど」と思いました。

こいつ気になってるんですよねぇ。デュアルコアCeleronと外付けGPUでどこまで快適に動くんだろうなぁ。