「SynergyKM - Mac日本語キーボード対応版(サーバ)」と「Windows 7 Professional 64bit上のSynergy 1.3.1(クライアント)」をつなぐ

XPと比べると制限はありますし、7のいいところを使ってない気もしますが、Snow Leopard上のSynergyKM - Mac日本語キーボード対応版をサーバにし、Windows 7 Professional 64bit上のmemo/Synergy - wiki@nothingのSynergyInstaller-1.3.1a-ja.exeをクライアントにして接続できています。

やったことは1つです。

  • コントロールパネルの「ユーザーアカウント制御の設定」を「通知しない」にする
    • UACを切るということです。切らないと縦のマークの部分(システムをいじる操作)で暗転したときに操作不能になります。

ただ、制限事項もあります。

  • ログイン時に自動起動できない
    • Vista時代からですが、ログイン時に自動起動するような設定はできませんので、ログイン用のキーボード・マウスの用意が必要です。

制限はありますし、セキュリティにどうなの、という話もありますが、やることは簡単ですね。個人的にひっかかったのは以下の2点。

  • Bonjour for Windowsをインストールし、サーバのホスト名に「.local」をつける方法ではつながらない
    • Windows XPの場合、Bonjour for Windowsを入れてサーバのホスト名に「.local」とつける(Bonjourで名前解決する)ようにしていたのですが、7ではこれだとつながらないです。WindowsPC同士でつなぐときと同様にマシン名を入れてください。ただ、Mac側でちゃんとWindowsネットワークのマシン名をつけておくとか、MacOSの設定も影響すると思います。
  • 互換モードや特権レベルをいじってしまうと接続されたように見えるが操作できなくなる
    • synergy windows7」でググると最初に出てくるこのページの方法はダメでした。プロパティで互換モードや特権レベルをいじるのはダメです。そのままで実行してください。

基本的にはUACSynergyの敵なわけです。UACの制御がかかった瞬間にSynergyからの操作は不可能になってしまうので、UACの制御がユーザの操作に影響しないようにしただけです。ただ、ログイン時に動かないとか、オフにしてもXPと同じになる訳じゃないので、それが嫌な人はXP使ってください、ということになるんでしょうね。

Synergy Plusを使うとどうなるかについては、また別に調べるかもしれません。