数ヶ月前に流出した写真を見て、出たら買う、と決めていたので、火曜の夜、発表直後にオンラインのApple Storeで即注文。木曜の朝には届きました。
タッチパッドが好きなのです…が
僕は昔からタッチパッド(Apple的には「トラックパッド」ですが、敢えてこう言いたい)が好きなんです。世の中には使いにくいタッチパッドを搭載したPCが溢れていますけど、使いやすいタッチパッドというのも確実に存在します。僕は最初に買ったノートPCのタッチパッドが使いやすく、レポートその他のパワポの図とかもタッチパッドで書いてました。現状はMacBook系のタッチパッドが素晴らしく、Magic Trackpadも基本的にはその使いやすさを受け継いでいると言えます。
ただし、Magic TrackpadはApple Wireless Keyboardと形状を合わせたものになっており、配置場所は基本的にキーボードの左右が想定されているようです。この配置はノートPCにおいて、ホームポジションから腕を動かさず、親指を下に伸ばしてタッチパッドを操作することの多い僕にとってはあまり嬉しいものではなく、この配置に慣れられるかどうかが、Magic Trackpadが机の上でその場所を確保できるか(使い続けるか)否かの分かれ目になりそうです。使い始めて数日、という今の段階では判断がついていません。
リビングPCのポインティングデバイスとしての可能性
一方、Magic Trackpadを買ってみて予想外に良かったのが、両手で手に持って使ったときの使いやすさです。ソファのようなイスに座ってTVに繋いだMac miniを操作するとき、デスクに向かうのに疲れてハイバックのデスクチェアに寄っかかってWebブラウズするときなどに絶大な威力を発揮するはずです。
ただ、Magic Trackpadは裏側のゴム足の部分がスイッチになっていますので手に持つとスイッチを押すことができません。あらかじめタップでのクリックをオンに設定しておく必要があります。また、右クリックを押しながらカーソルを動かす操作(例えばブラウザジェスチャ)だけはタップから操作できませんので、手に持ってパッド上に指を2本置いた状態で裏のゴム足を押し、押したままパッド上の指を動かす、というアクロバティックな操作が必要になります(言葉ではすごく説明しにくいのですが、一応できます)。
また、TVに繋いだMac miniを操作するとき、つまりリビングPCとして使うときには、別途文字入力を行う機器が必要になりまる。現状でリビングPC向けの文字入力デバイスにあまり良い選択肢がない、というのは問題になる気がします。PCな以上、文字入力を行う機会は多いですので、Magic Trackpadで快適に文字入力を行う仕組みがあれば、とも思います。
そんな感じで、継続的に使うかどうかはまだ未知なところもありますが、Magic Trackpadはいろいろな可能性を感じさせる面白いデバイスと言えます。
ジェスチャーについて
4月からMacBook Proに買い替えたので、前からジェスチャーが使えたはずなのですが、4本指でExposeとかできるのはじめて知りました。まあ、少なくとも僕はほとんど使わないですね。ブラウザのタブ移動とかに設定すればいいのかなぁ。