MacBook Air 11.6インチ 1.4GHz MC505J/Aを買ったよ(その2、MacBook Proとの使い分け)

今回は、PCの買い方についての考え方、という感じの内容。

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僕が買ったのは今回発売されたMacBook Airで一番安いモデルです。ざっくりしたスペックは以下のような感じ。

CPUは今どきのノートPCとしては非力な方で、アーキテクチャも古い物。GPUは逆にこのサイズにしてはかなり強力。メモリ2GBは今どきの「最低限」、SSDは64GBしかないので動画・音楽・写真などは一部しか入れることができません。

ただ、Windowsネットブック・ネットノートとは異なり、GPUが(このサイズの中では)高性能であること、SSDでI/O性能が高いこと、などはウェブ閲覧を快適に行うために重要な要素なので、非常によく考えられた魅力的な製品、と言えます。

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ちなみに、春に買ったMacBook Pro(MC371J/A)は購入直後にHDDの交換をやって以下のようなスペック。

CPUは非常に高性能ですし、GPUは名前は似ていますが性能は段違い。HDDは640GBあるので、音楽ライブラリ全部、これまで撮影したデジカメの写真全部、なども余裕で入れておくことができます。

Airと異なり、こっちは単純に「ほとんどの作業で遅さを感じさせない高性能なノートPC」という位置づけ。

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使い分け…なんですが、実際のところは趣味の世界、というか自己満足ですよねぇ。一部の3Dゲームなどを除けば、PCって遅かったら我慢すればいいものがほとんどだし、僕は学生時代はずっと我慢してPCを使ってたけど、まあ、なんとかなるもんですよ。

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いきなり前提をぶっ壊しちゃいましたが、話を強引に元に戻すと、僕の場合、片方を大きくて高性能なMacBook Pro、もう一方を持ち出しやWeb閲覧に必要と考える最低限の性能を持ったMacBook Airにする、というのが使い分けの基本的な考え方。

両方Macなのですが、MacBook ProにはBootCampを使ってWindows 7が入っていて純粋なWindowsマシンとして使うことも可能になっていますし、別途WindowsのデスクトップPCなども持っています。Windows環境なしで大丈夫かどうかは人によると思います。

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現時点ではMacBook Airをあまり持ち出さないので、広い画面で思いっきりパソコンを使いたい場合はMacBook Pro、そうではなく膝の上などで使いたい場合はMacBook Airを使います(今この文章は膝の上に置いたAirで打っている)。

MacBook ProにはGeForce GT 330Mという、性能の高い外付けGPUが載っています。通常、3Dゲームなどをやるためのもの、と考えられがちなんですが、ブラウザのスクロール速度などに結構影響します。MacBook AirMacBook Proのスクロールのスムーズさにはある程度違いがあって、MacBook Proの場合はすごい重いサイトでもヌルヌルスクロールします。MacBook Airの場合外付けディスプレイに接続するとグラフィックのスムーズさがかなり下がりますが、MacBook Proではそういうことはありません。

あと、僕の買ったMacBook Airは64GBとディスク容量が小さいので、音楽・写真などは一切入れていません。そのため、iPhoneiPodなどとの同期、写真の管理などはMacBook Proの役割です。

ただ、TV録画をするためのPCに常に電源が入っているので、そのPCにも音楽ファイルや写真を入れておき、共有するようにしています。PCを電源入れっぱなしにしたくない場合は、NASを使うと同じようなことができます。

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一方、たまに持ち出したいが2台ノートPCを買うことはできない、という場合は、2kg以下でなるべく性能の高いPCを買うことをオススメしています。予算や使い方にもよるのですが、Macの場合13インチのMacBook/MacBook Proなど、WindowsノートPCの場合、予算次第でVAIO Z、dynabook R730などが選択肢として出てきます。13インチのMacBook/MacBook Proは性能・重さともに中途半端ではあるのですが、このサイズの中では比較的安価なので、選択肢としては悪くないと思います。

でも、このように1台目のノートPCを選んだとしても、結局ノートPCを起動するのが面倒くさいときにネットをする端末として、スマートフォンなりタブレットなりを欲しくなる人も多いと思います。その場合、PC2台ではないけど結局「使い分け」をしているわけですね。

そうなると、MacBook Air1台で全て済ませる、というのもアリな気がしてきます。ただ、その場合CPU性能がアップする13インチのMacBook Airで、なおかつなるべく容量の大きなSSDを搭載するものを選ばないと、音楽や写真の管理で困りそうです。その場合、値段もアップするので、13インチの白いMacBookiPadが両方買える値段になってしまいます。

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まあ、まとめると、こんな感じのことをいろいろ考えた結果として、一番安い11インチのMacBook Airを買ったわけです。