VMWare FusionのWindowsのVMにはメモリを2GBくらい割り当てるべき

メモリを増設して余裕が出たのでVMWare Fusion 3のWindows XPVMのメモリ割り当てを768MBから2048MBに増やしたのですが、ものすごく快適になりました。

メモリに余裕がないと、VMへのメモリ割り当ても少なくしがちなんですが、メモリが8GBあったら2GB以上、4GBしかなくても1.5GBくらい割り当てた方が良いです。メモリが2GBしかない場合は、SSDでもない限りそもそもVM使わない方がいいです。

VMへのメモリ割り当て512MBとか768MBとかだったりすると、2.5インチHDDを搭載したMacの場合、極端に遅くなります。

メモリが少ないとWindowsスワップメモリへのアクセスのためにハードディスクにたくさんアクセスします。VMで仮想化されたハードディスクへのアクセス速度は物理的なマシンよりも落ちており、さらにホストOSのMacOS Xの動作もあるため、全体のパフォーマンスがすごく落ちます。そのため、VMにメモリをたくさん割り当てて、ハードディスクのアクセスを出来る限り減らした方がいいです。

実際、「VMが遅くて使い物にならない、SSDにしないとダメかな」と思っていたのですが、メモリ割り当ての変更だけでまともに使えるようになりました。

VMWare Fusion 3って結構すごくて、使ってるマシンがCore i5+外付けGPUの15" MacBook Proであることも大きいのですが、20MbpsのMPEG2-TS、数MbpsのH.264くらいの動画なら難なく再生しちゃいます。さすがにBlu-ray並のビットレートになると処理が追いつかないし、YouTube HDとかは厳しいですけど、各種動画フォーマットへの対応はほぼVLC頼みになってしまうMacの弱点を克服する方法として充分実用になります。