先週末、秋葉原の中古ショップを中心に50000円以下で出回っていたアウトレットのThinkPad X220、SandyBridgeの1世代前のモデルとなりますが、Bluetoothがない以外は割と高性能で非常にお買い得で、ソフマップの週末特価で44800円になっていたのを見つけたので買ってみました。
「買ってみました」と書きましたけど、ThinkPad X220自体はモバイルノートPCとして、密かに狙っていたPCだったりします。通常電圧CPUを搭載したフットプリントの小さいPCとしてThinkPad Xシリーズは今も昔も魅力的なモデルなのですが、X220以降は本体にDisplayPortが搭載され、2560x1440ドットのU2711へのドットバイドット出力が可能になりました。Macならすべてのモデルにmini DisplayPortが付いているためU2711に出力できるのですが、WindowsのノートPC、特にモバイルノートPCではU2711にドットバイドット出力可能なポートが付いたPCは非常に珍しい(ほとんどがVGAとHDMIの組み合わせで、WUXGAが限界)。
また、これまでのモバイルPCはLate 2010 MacBook Airだったんですが、店頭モデルの一番安いモデルだったため、メモリ 2GB、SSD 64GBとなっており、CPUも1.4GHzのCore 2 Duo。Firefoxにプラグインを突っ込んで使っていると結構ストレスが溜まる状態でした。さらに、普段は同じMacOSで高性能なMacBook Proを使っているため、基本的に搭載されているOSやソフトウェアが一緒のMacBoo Airは外出時や帰省中以外は使い道がありません。
モバイルノートPCとして魅力的で、なおかつ普段も高性能なWindowsノートPCとして使えるThinkPad X220/230シリーズは、我が家の環境的には理想的なPCである、と言えます(←購入理由の説明終わり)。
で、購入したThinkPad X220 4290-XJ8なのですが、スペックはざっとこんな感じ。
- CPU:Core i5 2410M(2.3GHz)
- メモリー:4GB(PC-10800 4GBx1)
- SSD:128GB(7mm厚、マウンタなし)
- ディスプレイ:12.5インチワイドTFT液晶(1366x768/WXGA TN液晶)
- グラフィック:Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵)
- LAN(1000BASE-T)
- 無線LAN:Intel Centrino Advanced-N 6205(802.11a/b/g/n、2x2)
- OS:Windows 7 Professional(32ビット)
- その他:Webカメラあり、Bluetoothなし
気になるところは、メモリがシングルチャネル、OSが32bit、Bluetoothなし、ってところでしょうか。無線LANが2x2ってのも惜しいですが、Webカメラ付きだとこうなるとのこと。発売が2011年4月であることを考えるとミドルレンジのスペック。購入価格の44800円はもちろん、50000円でも安い、と言っていいでしょう。
とりあえず、手持ちのパーツ類を活用しつつ、下記のような強化を予定しています。
- SSDをSamsung 830 255GBに置き換え(MacBook ProとのSSD入れ替え)
- メモリをデュアルチャネルに変更(4GBを1枚足すか、16GBとかにしちゃうかは悩み中)
- OSをWindows 7 Home Premium 64bitに変更(ライセンスの関係)
- USBドングルでBluetoothを追加
調査のために標準付属のSSDを外してみたところ、HDDモデルのようなマウンタではなく、SSDに直接レールと取り外し用のベロが取り付けられていて、SSDの換装にはマウンタがあった方が良さそうなので↓を注文しました。
少しずついじっていくことにしますが、次回はボディとかキーボードについて。