NEX-5RL(NEX-5Rパワーズームキット)、一週間目雑感。

だらだらと書いていきます。
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なんだかんだで休みの日に持ち歩いて使ってるんですけど、AFも含めたレスポンスの速さは素晴らしい。このレスポンスの違いは、おそらくファストハイブリッドAFに非対応と思われるSIGNAの19mm、30mmを使った場合も同様。初代のNEX-5は画質こそ良かったものの、かなりもっさりした動作が気になりましたが、NEX-5R一眼レフカメラと比較しても充分戦えるレベルのもの。子供の撮影も捗ります。

こうやって順調に弱点を潰されてしまうと、もうローエンドの初心者向けAPS-C一眼レフカメラは存在価値がない、と言ってしまってもいいかも。

ひたすらコンパクトさを目指したのがPZ 16-50mmだとして、高画質を目指して大きなレンズを作ると、今度は軽くてスクエアなボディ側がネックになってくるのかもしれません。18-200mmのように、500gとかあるレンズ付けると、さすがにグリップが細くてバランスが悪い印象を店頭の展示機を触っていると感じます。重いレンズと釣り合うボディ、というのが必要になりそう。
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NEX-7ベースのハッセルブラッドのカメラは外側にボディカバーを付けたような外観でしたけど、NEX-7の後継機には、バランスを取るための「重り」や「グリップの拡張」機能も兼ねるバッテリグリップとかがオプションとしてあっても良さそう。

キットレンズのPZ 16-50mmについては、正直、画質はこんなもんでいいじゃないかなぁ、と思っていたりします。手動ズームじゃない点についても、PENやNikon 1の標準レンズのような、スイッチを押しながら回して引き出すタイプのレンズはあまり好みじゃないので、電動で勝手に伸びるPZ 16-50mmの方が動作としては好み。MF時はフォーカスリングとして動作するのも良い感じ。ただ、Powershot Sシリーズのようにもっといろいろな機能を動的に割り当てられるようになって欲しいなぁ、とは思います。ズームスイッチは別途付いてるんだし。

カスタマイズ性の向上には期待する一方で、NEXってボディによって操作体系違い過ぎですよね。NEX-3Nはズームレバーが本体にあって、PZ 16-50mmだとズーム操作が3カ所でできることになっちゃうし、5Rはシャッターボタン周りにダイヤル1個、7だと2個、6はモードダイヤル。せめてローエンドとハイエンドの2種類に分けられないものでしょうかねぇ。3Nでこの手の「実験」は終わりにして、メーカーとしてのベストな操作体系を提案して欲しいところ。

外で使っていると液晶の輝度が足りないのが気になるので、スマホのように照度センサを付けて動的にもっと明るくしてくれると嬉しいなぁ。本来は別売りのEVFでも付けてくれ、ってところなんでしょうけど。バリアングル液晶については、縦だけじゃなくて横に動かせるD5100の方が動きの自由度という観点では好みかもしれません。横から撮る、みたいな使い方も、子供と一緒に動いてるとあるんですよねぇ。
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そういえば、今回のNEX-5Rの世代から互換バッテリを弾く仕組みが入っているようです。互換バッテリの是非については難しいところですが、やっぱりソニーの純正電池はちょっと高いんじゃないかと思うところもあります。せめてNikonのように4000円以下にならないかなぁ、と。今のところ、NEX-5付属の純正電池があるので、純正2本をNEX-5Rに、互換2本をNEX-5に使う、という運用にしています。

週末にNEX-5Rを使っていると、普段持っているNEX-5のもっさり具合がどうにも気になってきて、自分専用のNEX-6が欲しくなってきます。ただ、もう一個くらいレンズマウントを増やしてみたい気もするんですよねぇ。Nikon 1とかマイクロフォーサーズとか。