今年は既にD5100、NEX-5Rと2つもボディを購入しているわけですが、さらにNikon1が気になりはじめています。
NEX(Eマウント)は基本的に妻が使うカメラで、NEX-5Rは普段は家に置いてあり、使わなくなった初代NEX-5に単焦点レンズを付けて持ち歩いています。ただ、初代5と比べたときの5Rのレスポンスの良さは圧倒的な差なので、さらに自分用のNEX-5R/6を買い増すことも一瞬考えたのですが、ツァイス銘の高性能標準ズームレンズの噂が流れてきて、それが出るまでは待ってもいいかなぁ、というところ。
で、NEX-5を持ち歩くようになって気づいたのは、Eマウントは現状、単焦点レンズのためのカメラだなぁ、ということ。単焦点レンズはズームレンズよりも高画質でコンパクトなレンズが作りやすくなります。そのため、ボディが小さくセンサが大きいEマウントの特徴を最大限に生かせるレンズ、と言えます。
一方、ズームレンズのラインナップには不満も多いです。例えば、Eマウントしかレンズ交換式システムを持っていない場合、望遠や高倍率ズームを購入するのはアリだと思うのですが、これらのレンズは大きく(細いが長い)、サイズ的に小型のデジタル一眼レフと比較したときの優位性が薄れてしまい、Fマウント(DXフォーマット)で高倍率ズームと大口径標準ズームを持っている自分としてはあまりメリットを感じられません。また、Eマウントの標準ズームレンズは新型のパワーズームで相当小さくなりましたが、もう少し寄れないかなぁ、というところがあります。
そんな目でNikon1を見ていくと、レンズの点ではEマウントの弱点を見事に補ってくれるシステムであることに気づくわけです。
- 割と寄れる(全域で20cm)標準ズームレンズ
- 他のマウントと比較して圧倒的に小さい望遠ズームレンズ
さらに、僕が普段使っているのはNEX-5なので、下記のような点も魅力です。
これらの利点は、Eマウント(大型センサミラーレス)だけでなくFマウント(一眼レフ)と一緒に持ち歩く場合にも発揮されます。デジタル一眼レフを持っていても一緒にコンデジを持って行くことが多いので、Nikon1はこのコンデジを置き換える存在、として購入することになりそうです。
狙っているのは2世代目のJ2のダブルズームキット。Nikon1のレンズはオリンパスPEN系の標準ズームと同じように手動ではあるものの沈胴式です。ただ、Nikon1の場合、J2の世代からレンズのロックを外すのと同時に電源が入るようになっていて電源ボタンを押す必要がなく、使い勝手が向上しています。
価格の推移を見守りつつ、買い時を狙うことにします。