肩と首が痛いのは机の配置のせいか?(理論編)

ここ1年くらい、肩と首の張りが結構エラいことになっているのですが、これって自分の机環境にも問題があるのかなぁ、と思いながら、良くならない日々が続いていました。で、たまたま特集のタイトルに惹かれて買ってきた日経ビジネスアソシエ2013年5月号をパラパラと眺めていて目に止まったのが、「姿勢」に関する記事。

整骨院も通っていて、猫背が酷い、と良く言われていたんですが、記事の中で 「キーボードを手元へ引き寄せて使う方が良い」と書いてあり、「あっ」と思いました。

実家にあったときは、キーボードが引き出し式になっていてしまえるタイプのPC机を使っていたんですが、社会人になってから奥行きが65cm程度はある普通の机に変えました。机をできる限り広く使おう、と思うがあまり、ディスプレイはできる限り壁に寄せ、キーボードの手前にスペースができるようにキーボードも奥の方に置いて使っていたんです。会社でも幸運なことに割と広い机を与えてもらっているので、必然的にディスプレイは遠くに、キーボードも奥の方に寄せてあり、手前にはスペースがある状態でした。

下の写真はちょっと前の自分の家の机なんですけど(現在は右のディスプレイが違ってます)、ノートPCはギリギリまで奥に寄せてあって、本当にこの状態でずっと使っていました。
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ここまで奥に寄せてしまうと、腕をまっすぐ伸ばしてもどうしても猫背になってしまう、というわけ。

で、実家にいたときの状態を考えてみると、キーボードが引き出し式になってる机って、大体この引き出し部分の奥行きがないので、キーボードはかなり手元に引き寄せていた状態になっていたわけです。さらに、引き出しを納めるためにディスプレイを置く天板が少し高くなっているので、必然的にキーボードとディスプレイの高さも稼ぐことができます。そう考えると、姿勢の面では結構優秀な机、と言うことができます。

さらに、大学の研究室はどうだったかと言うと、机自体は奥行き65cmあったんですけど、当時はまだブラウン管ディスプレイが一部残っていて、ディスプレイを増やしたかった僕は余っていたブラウン管ディスプレイを置いていたので、必然的にキーボードは手前に置かざるを得ない状態でした。

昔と比較して机に座っている時間はそれほど増えたつもりはないのに、どうしてこんなに肩と首が痛いのだろう、と不思議に思っていたのですが、理想の机環境を目指した結果、姿勢の面では悪い状態になっていた、という可能性が高そう。

と、ここまでRetina MBPを上の写真の状態よりもかなり机の手前に寄せてこの文章を打ってきたのですが、確かにラクな気がします。会社でもこの点に気をつけてしばらく生活してみて、経過を見ることにしたいと思います。