お台場テレコムセンターの夜景

GW中の平日、天気が良かったのでテレコムセンター展望台に行ってみました。この日の装備はNEX-5R

お台場の中心地から少し外れていることもあって、「穴場」の夜景スポットと言えます。お台場を含むウォーターフロントの開発が進み、あまり高いとは言えないテレコムセンタービルの夜景は惜しいところもありますし、500円という入場料を高いと感じなくもないのですが、空いていて落ち着いて見られるのは良いかもしれません。ゆりかもめの一日乗車券を買ってお台場を巡りながら途中で寄るのが良さそうです。

夜景ってなんだかんだで日没数十分後が一番美しいので、撮影して回るときは日没時間にどこにいるか、というのは考えておく必要があります。あとは、ご飯の時間の優先度を下げたりする勇気、とかも必要そう。

まずは都心方面を1枚。レインボーブリッジと東京タワーを入れられるこの方向はメインの景色と言って良いでしょう。ただ、隣にある都立産業技術研究センターのためにダイバーシティガンダムが見えないのはちょっと寂しい感じ。
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少し右にずれるとパレットタウンの観覧車などが見えます。これも惜しいところがあって、マンションでしょうか、綺麗にスカイツリーを半分くらい隠してくれています。
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海側には青海のコンテナ埠頭になっていて、「キリン」などと呼ばれたりするガントリークレーンが並んでいます。これは暮れ始めて照明がつき始めたタイミング。平日の昼間、荷物の積み卸しをやってる時間に来ても楽しそう。
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暗くなると、オレンジ色のライトにコンテナが照らされ、また別の雰囲気に。個人的にはこの風景の方がお気に入り。
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ちょっと遠いですが、青海埠頭の反対側には東京ゲートブリッジも見えます。
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以下、個人的な反省。まあ、素人なのでこんなもんですよ、という感じでお読みください。

まずは、夜景を撮りたい場合、スマホでその日の日没時間を調べておく必要があります。全然人がいない中、結構ぼーっとこの展望台にいました。

この日は16-50mm PZも含め、50mmまでのレンズしか持ってなかったのですが、出来ればもう少し望遠側欲しいところでした。

そして、ちょっと前に買っておいたManfrottoのポケット三脚を初実戦投入しました。ノイズを減らし、全体をシャッキリと写すためには、ISO感度を低く固定した上で絞り、10秒くらいシャッタースピードが必要なので、どこかに置きっぱなしにする必要があります。このとき、微妙な上下の向きとか、水平とかを取るために非常に便利です(水平取れてない写真ありますけど、、、)。カメラと一緒に鞄に常に入れておきたい一品。

シャッターを押して話すとそれがブレになるので、基本はセルフタイマーやリモートレリーズなどで撮影します。NEX-5Rの場合、セルフタイマーの設定は2秒と10秒と変更できるらしいのですが、それを知らずに10秒のまま撮影してました。刻々と状況が変化する夕暮れの撮影では、1枚辺り8秒のロスは結構大きいので、マニュアルは読まないとダメだなぁ、と思いました。NEX-5Rには有線のリモコン端子はないので、赤外線リモコンでやっちゃうのもラクで良いかもしれません。忘れてましたが、アプリってのもありますね。

あと、照明が映り込まないようにカメラの周りを覆うんですけど、コートが使える冬から春はともかく、夏はやっぱりそれ用の布がいるんでしょうねぇ。また、ガラスが厚くて予想外に映り込んだりして結構難しいし、端から見ると不思議な光景だったりします。ファインダーを覗くと体勢的にキツいので(立派な一眼レフカメラを変な体勢で覗いている人、たまにいます)、バリアングル液晶の付いたカメラがやっぱり便利ですね。

反省はありますが、ゆっくり楽しく撮影できました。次はどこに登ろうか。