SONY RX100M2はやばいかもしれない

しばらく1/1.8型前後のセンサを搭載したコンデジを好んで使っていたのですが、NEXを買ってからは、これなら常に持ち歩いてもいいか、と思うようになってしまい、興味は薄れていました。なので、去年SONYがRX100を出したときも「やっとSONYPowershot Sの対抗機を出したか」くらいのものでした。

で、今回のRX100M2。マーク2、という控えめなモデルチェンジですけど、センサは裏面照射になって高感度耐性1段アップ、液晶はバリアングル液晶になりました。ステップズームも搭載されていて、レンズの回転方向が普段使ってるEマウントやFマウントと同じなのも良い感じ。Poweshot S95、逆だからいつになっても慣れないんだよ。

で、PHOTO YODOBASHIにレビューがアップされたわけですが、そこに聞き捨てならない文章が。

「ISO1600〜3200あたりは常用感度として積極的な利用をしても問題ないでしょう。」ってどういうことですか?

原寸表示はできませんが、作例としては夜の街を散歩したときによくあるシチュエーションで、「ズームレンズ搭載コンパクトデジカメ」のISO1600〜3200の画質としては驚くべきものである、ように見えます。

こういうシチュエーションで頑張ってISO800くらいで撮ろうとすると、結構ぶれやすくて、帰ってからがっかりすることが多いのです。でも、ISO3200まで上げて問題なくなると、手ぶれの危険性がかなり下がります。シャッタースピードも稼げるので、人もある程度は撮れるようになります。これはISO3200が完全に常用感度になるNEX-5Rで体感していることで、ISO1600が限界のNEX-5に対する大きな不満でもあります。

不安としては、裏面照射センサということで低感度でのノイズがどうか、ピーカンの天気でカリッとした描写を見せてくれるか、という点でしょうか。1/1.8型センサのコンパクトデジカメの利点は、条件さえ良ければ一眼レフ+キットレンズくらいの解像感のある描写が得られることにあるのですが、最近のソニーの裏面照射センサ搭載のコンパクトデジカメの画質を見ていると、多少不安を感じるところもあります。

しかし、このタイミングでこんなカメラ出されると悩みますね。NEX-6を買うか、RX100M2に行くか。