今年の抱負は「写真を撮る」でした。今のところ、去年よりは確実に撮ってます。
レンズ交換式カメラのボディはD5100、NEX-5Rと買いましたが、D5100はほとんど使ってなくて、NEX-5Rを子供撮影用に買って、自分のところに回ってきたお古のNEX-5をよく使っています。今欲しいのはNEX-6で、良い感じの値段で売ってるのを見つけたら買おうかなぁ、と思っています。コンパクトデジカメは使用頻度が上がらず、もっぱらNEXで写真を撮っています。RX100M2は気になりますけど。
最近の自分は「趣味」と呼べるものがない状態です。歌も歌わなくなりました。ト音記号はさすがに読めるけど、へ音記号はちょっと自信がないくらいです。
「趣味」と自ら宣言するからには、真剣でなければならないと思うのですが、正直なところ、写真を趣味にするのはちょっと無理なんじゃないかと思っています。
それでも僕はきっと下手くそな写真を撮り続けます。最初のカメラであるDiMAGE Xを買ったのが2002年だったと思うので、写真を撮るようになって11年程度経つわけですが、自分の写真を眺めながら人に自慢できることってなんだろう、と考えると、どうってことない写真を継続して撮り続けてきたこと、くらいしかないのです。
物を買ったら記録のために撮る、自分の机の模様替えをしたら机の写真を撮る、日常のどうってことない瞬間を撮る、出かけたら出かけた場所を記録的に撮る、空が綺麗だったら撮る。
最近はこれらのどうでもいい写真がとてもおろそかになっていました。去年は、買ったのに何の記録も撮ってないものがいくつかあって、結構困ります。
そんな状況だったのがかなり前のペースに戻っているので、今年の抱負は充分に達成できている、と言えそうです。
「趣味」という言葉を出したのは、某社のカメラのCMで一時期使われた「趣味なら本気で」という言葉が引っかかったからです。カメラは道楽としては割とお金がかかる方ですから、やるなら本気で趣味としてやった方がいいと思うのですが、「道」を辿っていくのは苦手です。良い写真を撮ろう、そのために勉強しよう、ということに対する嫌悪感、みたいなものが、どうしてもあるのです。
「趣味」とは言い切れないけど、継続しようと努力していることは結構たくさんあります。まあ、割とどうってことないことなので、ここには書きませんが、広く、深さはそれなりで、というのが、きっと僕の趣味趣向にあっているのだと思うのです。
写真も、そんな感じで、自分のペースで長く付き合って行けたら良いなぁ、と思っています。
