AndroidはSTBの夢を見るか?〜Rikomagic MK802IV購入その1〜

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去年辺りから「静かなブーム」になっているのがAndroidを搭載したSTBUSBメモリをそのまま大きくしたような、棒状のものが多いため、スティック型Android端末と呼ばれたりもしています。

1年ちょっと前はシングルコアでちょっと性能的に物足りないものが多かったのですが、RockchipがRK3066というSoCをリリースして一気に高性能化しました。このRK3066はGalaxy S2に搭載されたExynos 4210と同じCPU/GPUコアでビデオ再生機能を強化したような構成で、720pくらいの解像度ならまあまあの速度で動作していたようです。そして、今年になってCPUコアを2倍のCortex A9クアッドにし、GPUの動作速度を約2倍に引き上げたRK3188が登場。性能的にはGalaxy S3αを少しクロックアップした感じ、でしょうか。

USBスティック端末の中で評判が良いRikomagicのMK802シリーズで、このRK3188を搭載したのが今回購入したRK802IVです。

値段は約1万円でした。RK3066を搭載したMK802IIISが6000円台なので、結構高い感じもしますが、フラッシュやメモリの量が増えていて、チップも新しいので仕方ないところ。

使い道としては、リビングPCになっているMacBookの置き換えです。MacOS Xは文字だけ大きくする、みたいな設定が基本的には出来ないので、ミニキーボード兼マウスだと結構使いにくくて、さらに、結局YouTubeしか見ないので、わざわざPCを使うメリットは存在しません。

基本的にはYouTubeプレイヤーなんだけど、Androidのアプリを活用して色々なWebサービスをTVで楽しめないかなぁ、という目論みもありつつ購入したのが、MK802IVというわけです。

続きます。