さよならClassic ThinkPad

Haswell世代のThinkPac X/TシリーズとしてThinkPad X240s/440sが発表になりました。

ThinkPad X220からX230へのモデルチェンジ時には、長年続いた7列キーボードが6列キーボードになったものの、筐体自体はマイナーチェンジでした。

今回のX240sはフルモデルチェンジ。Ultrabookでバッテリは固定式。アナログRGBや有線LANポートは付いてますが、かなり今どきな作りで、長く続いたClassic ThinkPadは死んだ、と言ってもいい感じです。

でも、今回発表されたモデルはs付きのULV版。28W版のHaswell発売時にはsの付かないモデルが発表され、ある程度Classic ThinkPadの思想を継承したモデルとなる可能性はあります。

ただ、この記事を見る限りでは、バッテリはパーツ注文で自分で交換できそうだし、ドライブは普通の9.5mmのSSD/HDDが入るみたいだし、メモリモジュールも普通。これなら、ちょっと冷却を強化すれば28WのHaswellくらい入りそうです。ほぼこのままの筐体でCPUだけが強化され、高解像度の液晶も選択できるX240が出るのかもしれません。

これまで、s付きのモデルがモバイル重視の「プレミアム」でしたが、Haswell世代からはsなしモデルがハイエンドパーツを選択できるプレミアムモデルなのかも。CPU自体もそういうラインナップだし。

やっぱり、今年買うならAtom Z2xxx系搭載の小さいPCか、28W版Haswellを突っ込んだモバイルPCがいいんですかねぇ。