Windows8ではユーザアカウント制御が完全に無効化できない

職場のPCにWindows8を導入して、Windows7のPCと使い分けています。

Windows8の方はとりあえずStart Menu 8を入れてあるので、ログイン時とネットワーク接続の変更を除くと、いわゆる「Metro UI」に遭遇することはほとんどありません。メディアファイルの関連づけをまだ変更していないので、動画を開くと標準のStoreアプリが起動したりしますが、これもそのうち変更する予定です。

Windows8も、スタートボタンを付けてデスクトップアプリだけを使っていると、ほとんどWindows7と変わらないのはMacBookに入れて実験したときにわかっていましたが、利用していて気になったのは下記の変更。

ユーザアカウント制御が完全に無効化できなくなったため、「管理者権限」という仕組みを無視してWindows OSを使うことは限りなく不可能に近くなりました。互換モード(≒管理者権限)で起動したファイラからOffice2013でWordファイルを開く、みたいなことも出来なくなっているので、使い方によっては結構不便だったりします。

レジストリで「ユーザアカウント制御」を完全無効化することもできますが、Windowsストアアプリが起動しなくなるとのこと。まあ、その程度だったら別に良いのですが(おい)、その他の副作用も色々ありそうで怖く、さすがに無効化する勇気はありません。

そんなわけで、いざWindows8をまじめに使い始めてみると、使っているPCにタッチパネルがないこともあり、別に無理してWindows8にしなくてもいいかなぁ、7のままでもいいかなぁ、という気分になってきているのが正直なところ(お盆休みが終わってやる余裕がなくなっただけ、とも言える)。

そして、Windows8からのマイナーアップデートとなり、8からは無料でアップデート可能になるWindows 8.1は10/17夜に公開されるそう、なのですが。

なんでこういう重大な発表がお盆休みと完全に被ってしまうのでしょう。こういうところをコントロールできないのは、ちょっとまずいんじゃないかなぁ、と思わざるを得ません。

Windows 8.1 Previewをインストールしてみました系の記事も、PC系のWeb媒体はともかく、ブログ(個人、商用を問わない)ではほとんど見ないし、ユーザは全くもって注目されていないことになります。

本当に歯車狂ってるなぁ。。。