SONY EマウントツァイスズームSEL1670Zをソニービルで触ってきた。

帰ってきてから予約したよ…という時点で、感想としてこれ以上言うことはないような気がしますけど、触った感触とサンプルを見た感想を。

質感は同じツァイスのSEL24F18Zと似た感じだと思います(持ってないからわからんけど)。金属感はないですが、NEXボディとのマッチングや日々使うレンズとしてこれで良いと思います。ズームリングやフォーカスリングの操作感は、重さこそありませんが非常にスムーズ。段差なく鏡筒と繋がるフードは良い感じですが、これ逆にして収納できるのかなぁ、、、チェック忘れた。

望遠側の70mmでも35cmまで寄れるので、使い勝手はそれほど悪くなさそう。もうちょっと寄れてほしいですが。手ぶれ補正については、いつでも4段効いてくれる感じのする(Nikonの)VRと比較すると、普段は2〜3段分くらいしか効かないんじゃないかなぁ、という感じ。他のEマウントレンズと同等ですかね。

サイズはEマウント最初の標準ズーム、SEL1855より一回り(長さが1.5cm、径が6mmほど)デカいですが、レンズが付いていたNEX-6とのバランスは良好で、システムとしては一眼レフと比較して充分にコンパクト。NEX-6NEX-7のボディサイズにマッチする標準レンズがやっと出た、という感じ。NEX-6NEX-7に49mmフィルタ径のレンズ群はちょっと似合わないと思っていたので、良いです。NEX-5R/5Tとのマッチングはわかりませんが、SEL1855より大きいことを考えると、ちょっとだけアンバランス(ボディが小さい)かもしれないですね。

画質チェックのサンプルとして、ソニービルのアテンダントさんが開店前に近くで撮影した写真を4K TVで見せてもらいましたが、望遠端は解放だとちょっと周りの光量が落ちる感じですが少し絞れば問題なし。広角は解放から素晴らしく、ズームの中間域も良好な画質。バキッと解像していて、これまでのEマウント標準ズームとはひと味違う。

SEL1670Zは事前の期待通りのものでした。あとは、いつ届くかなぁ、というところ。

一方で、このレンズに合わせるボディも用意しなくてはなりません。春に買ったNEX-5Rはたまに持ち出しますが、基本的には妻用なので、さすがにこれに初代NEX-5を合わせる使い方は避けたいところ。