iPhone5s買うからアップデートしなくてもいいかな、とか思ったんですが、買うかどうか、買えるかどうかが微妙になってきたのでとりあえずiPhone5に入れてみることにしました。
まず、iPhone5での動作速度について、iOS6時代から使ってるアプリはこれまで通り快適に動きます。
ただ、今この文章を打っている、iOS7仕様にリニューアルしたEvernoteアプリは物理キーボードでの操作が少し引っかかる印象があり、テキスト編集領域は物理キーボードによるテキスト入力への配慮が色々足りない感じ。予測変換候補でエンターを押して消すと改行されるし、画面下の方にカーソルがあると変換候補のポップアップ見えないし。使いにくい。これはEvernoteアプリ固有の問題で、多くのアプリは問題ないと思いますが、iOS7完全対応して作り直したようなアプリは要注意です。
その他、スクリーントランジションのアニメーションが変わっており、この動作に遅さを感じさせる要素があって、次世代機であるiPhone5sだと速いのかなぁ、と思いました。iPhone5cだと変わりませんが。
見た目的には完全に飽きてたのでUIの全面刷新は歓迎。Androidからのパクり要素であるコントロールセンターも便利ですし、懸念していたフリック入力時の誤動作も、避けるような実装がされており大丈夫そう。アプリ起動時に便利に使っていたSpotlight（検索）はホーム画面の任意の点で下方向にスワイプ、という「普通気付かないだろ！」っていう操作に変わりました。これは前の方が良かった。あと、音楽再生アプリの状況確認がホームボタン2回押しからコントロールセンターへ移動になったことにまだ慣れません。
SafariはUIがスマートフォン向けのGoogle Chromeっぽくなりましたが、これは慣れるのに時間がかかりそう。Safariのタブは縦に並んで、消すのは左にスワイプなのに、ホームボタンダブルクリックのタスク切り替えは横に並んで上にフリックで消す、っていうのは、いろんなところからパクった弊害が出ている感じ。
GUIの整理されてない感はApple帝国の崩壊の前兆を示しているような気がしてしまいますが、動き自体は悪くありません。とりあえず、iOS6がWindows XPだとしたとき、iOS7はWindows VistaではなくWindows 7である、とは言えそう。
新OSがこれだけ快適に動くならば、無理してiPhone5sを買う必要はないかなぁ。買うかどうかは今後携帯電話の回線をどう持つか、次第ですね。
