SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zレビュー〜その3 六本木ヒルズから夜景を撮影する〜

発売からもうそろそろ一ヶ月、予想通りの品薄になっているSEL1670Z。今回の写真も発売した週の3連休に撮影した画像です。

その日は台風でしたが午後には関東を抜け晴れ間が出てきました。風が強い晴れた日は夜景撮影に最適。六本木ヒルズの展望台は営業中、と書いてあったので六本木に向かい、ミッドタウンを少し回ります。
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日が落ちかかってきたところでヒルズに向かいました。六本木ヒルズの展望台東京シティービューは海抜で都内で2番目に高い展望台です。

1番高いのは当然スカイツリーですが、立地的に都心に近いため夜景としてはこちらの方が見応えがあるんじゃないかと思います。スカイツリーは夜に行ったことがないですが、横浜ランドマークタワー東京都庁、サンシャインなどと比較してもここが一番ですね。

目玉は「スカイデッキ」。
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なんと、森タワーの屋上、海抜270mで屋根なしの展望台なのです。当日は台風一過のため超強風、しばらくいたら退去を命じられてしまった(実際風が強くて怖かった)のですが、この開放感はスカイツリーでも味わえません。

ただし、安全のために3脚持ち込みは不可能なため、手持ちで撮影する必要があります。で、三脚なしの手持ちで撮影したのがコレ。
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ISO1600、1/10以下のシャッタースピードですが、ちゃんと止まってますし、ズームレンズとしては素晴らしい描写でしょう。NEX-6の高感度耐性もなかなかです。

スカイデッキを追い出され、ガラス張りの展望スペースで撮影したのが以下。台風の後ということで、全体的に空いていて、ゆっくり撮影できました。そろそろ黒い布をちゃんと用意しないといけないなぁ。
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最後の1枚は2分程度の長時間露光をして、羽田空港に着陸する飛行機を狙ってみました。この線(途中で一カ所途切れてるけど)は、複数の旅客機の光が繋がっています。羽田空港の最短離着陸感覚は大体2分程度らしいのですが、この時間はほぼその最短間隔で着陸が続いていた、ということになります。

展望台を降りてから駅に向かうまでの間にも何枚か撮影。こういうシチュエーションで苦労することなく雰囲気と解像感を残しつつ撮れるのはコンデジにはない魅力。
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お出かけ時のメインレンズとしてNEX-6との組み合わせで使っていますので、これからもSEL1670Zで撮影した画像をたくさん貼ることになると思いますが、レビューとしてはこれくらいでしょうか。

SEL1670Zは、(APS-C)のEマウントをメインにするならば、絶対に揃えたいレンズ、と言っていいと思います。