クローズアップレンズを使ってSEL50F18でブツ撮りする

NW-M505のエントリーの写真はSEL50F18で撮影しました。

ただ、SEL50F18はマクロレンズではないので最短撮影距離は39cm。普通に撮影するとこれくらい。
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普段SEL50F18は歪み補正なしのNEX-5に付けっぱなしなんですが、こう見ると結構歪んでますねぇ。

でも、このようなクローズアップレンズを使うと、
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これくらいまで近づくことができます。
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その代わり、無限遠にピントは合わなくなり、ピントが合う範囲がすごく狭くなります。どれくらい大きく撮影できるかによっていくつか種類があります。

No.10はあまりにも拡大率が高いらしいので、No.3かNo.4辺りを買っておくのが良いらしい。僕が持っているのは上海問屋で買ったNo.4。同じような目的のデバイスとして「接写リング」ってのもあるんですが、これはボディとレンズの間に付けるので、付けたり外したりする時のセンサゴミが心配になります。フィルターなら付けたり外したりも簡単で安心です。

マクロレンズも持ってるんですけど、なんでマクロレンズを使わないかというと、ブツ撮りの場合、被写体は動かないし、絞って被写界深度を稼ぎたいので、シャッタースピードは必然的に低くなります。そうなると手ブレ補正が欲しいんですが、手持ちのNikonマクロレンズもEマウント純正のマクロレンズも手ブレ補正がないんですよね。適当にその辺に置いてブツ撮りしたいなぁ、と思ったとき、手ブレ補正なしのレンズだと簡単にぶれる。

SEL50F18の手ブレ補正は結構強力なので絞っても充分止まる。クローズアップレンズを付けると画質面では多少落ちるらしいのですが、元が良いのでそれほど気にならない。コンパクトデジカメのマクロモードで撮るよりずっと良い。手持ちで手軽に撮れて、画質もなかなか、ということで、悪くないソリューションだと思うのですが、どうでしょう。

あんまり使わないかも、と思ったけど、買って良かったなぁSEL50F18。