PC用ディスプレイとして小型4K”テレビ"を1枚だけ、という選択肢

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全然知らなかったのですが、米国ではSeikiというメーカーが39インチの4Kテレビを1年前くらいに$699で売り出していたらしく、しかもそれがAmazon.comが日本国内に発送できる商品になっていて(今はモデル末期で$399!ドルになっているが日本に発送できなくなった)、ごく一部で輸入するのが流行っていたそう。

HDMI 1.4で、4Kは30pでしか入力出来ないし、北米向けなんで日本の放送波には対応していません。今後出る4Kチューナーも基本的には非対応になるはずです。

では、どうして「ごく一部」で流行っていたかというと、高解像度のPCディスプレイとして使うのだそう。39インチ4Kというのは、27インチ2560x1440ドットの液晶(iMac 27”とか)とほぼドットピッチが一緒らしく、ピクセル等倍での出力することで3840x2160ドットという広大な広さを持つデスクトップを実現できる、というわけ。

大きさ的にも、おそらく高さの面で多少圧迫感はあるかもしれませんが、幅が1m以上ある机なら普通に乗りますし、ドットが小さすぎることも、大きすぎることもなく、縦にも画面は広い。プログラマーには最強の環境じゃないか、的なノリだった模様。

日本でも40インチの4Kテレビが発売されましたが、割とハイエンド仕様で25万円くらいするのでさすがに高い。パネル自体は安いなら、どっかの周辺機器・ディスプレイ機器メーカーさんが安いモデルを国内サポート付きで出してくれないかなぁ、と思ったりもします。

あと、今使っているRetina MBP mid 2012が4K出力に非対応で、まずはMacを買い替えないといけない、と思っていたのですが、実は非サポートモデルでもシェアウェアと組み合わせて使うことで出力可能にするアダプタが存在するそう。とりあえず、このアダプタは amazon.com で注文してみました。使う機会は当分ないかもしれないけれど。

PC向けの4Kディスプレイとしては、24インチIPS、28インチTN、32インチVAと選択肢がありますが、24インチだと結局情報量を今の27インチより増やせないし、28インチはTNだし、32インチVAは高いし、というわけで決め手にかけるところがありましたが、39インチ4K TVをPCディスプレイとして使う、というソリューションにはかなり胸が熱くなりました。

いいなぁ、いいなぁ。