まずはSurface Pro3
個人的にはWindowsタブレットも2in1も好きではないのですが、強力に引っ付いて外れないタッチカバーや角度調節の自由度が高まったキックスタンドなど、着実に普通のノートPCとして使うための課題、を潰していて、これならそれなりに使えるかもしれないなぁ、と思ったり。
毎回フルモデルチェンジして改良しているわけですが、OSのライセンシーにこれをやられちゃたまらない、と取るか、メーカーが不甲斐ないから赤字だろうがマイクロソフトが必死になっている、と取るかは難しいところ。今となっては完全に「後者」ですよねぇ。
次に、Chromebookは国内ではまずは企業と教育機関向けに発売、ということになりました。
とりあえず、DELLの直販で法人ルートで買えば個人でも買えるようになるそうなので、値段次第では逝ってしまいそう。ChromebookとAndroidタブレットの価格攻勢に対抗するために、マイクロソフトも低価格のノートPCやタブレットを年末向けて出すことになるようです。
IntelのAtomがAndroidタブレットである程度の成功を収めつつあること。マイクロソフトもWindows OSの軽量化を進めた結果としてローエンドのAndroidタブレットのストレージやメモリの容量でもWindowsが動くようになったこと。さらに条件次第でWindowsのライセンス料がタダになること。これらの条件から端末メーカーはほぼ同一のハードウェアに対してWindowsとChrome OS/Androidから好みのOSを入れて出荷することが可能になります。
そうなったとき、普通のPCとしても使える「お得感」からWindowsが選ばれる可能性は否定できません。まあ、199ドルのWindowsノートPCを買ったところで、ただ安いだけのWindows PCなので、それほど面白みはないです。やっぱり期待は小さいクラムシェルかなぁ。
一方で、家では15インチのMacBook Pro Retinaを利用していることもあり、デカくて持ち運べるノートPCに興味を持っています。それこそ、元祖はVAIO、Retina MacBook Pro Retinaからある種「流行り」になったディスプレイの高解像度化ですが、画像や動画はともかく、人間が認識できる情報量、という観点だとディスプレイサイズでの律速があると感じます。
例えば24インチで4Kになって、小さい文字が読めるようになっても、人間が認識できるテキスト情報ってのは解像度と同じようには増えない。作業効率を上げる、という観点では、解像度をむやみに上げるだけでなく、ディスプレイの大型化も確実に必要になると思っています。究極を言えば、40インチくらいの4Kディスプレイで作業をしたいです。ノートPCもモバイルで14-15インチ、家の中で使うのは17インチくらいになっても良いと思います。
MacBook Pro Retinaには未だにほぼ不満なしなのですが、モバイルPCのThinkPad X220には結構不満を持っている今日この頃。家で使うにも、外に持ち出すにも、それまりにこなしてくれるんですが、中途半端なんですよねぇ。