信州・北陸・名古屋と一周してきた話〜その4、永平寺〜

とりあえず、1日目に三国の方に行くことは決めていたのですが、二日目は各駅停車で東海道を上って帰るつもりでした。言ってませんでしたが、これは基本的には青春18きっぷの旅です。調べてみると永平寺も観光地としては結構有名らしい。行きたいなぁ、と思いつつも、寄り道をすると午前中が潰れてしまいます。
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悩みつつ敦賀行きの電車に乗って数駅、、、やっぱり永平寺行こう、と思って列車を降りて逆方向へ。ちなみに、降りた駅は眼鏡人の聖地、鯖江。武生まで行って福井鉄道で戻ってきた方が楽しかったなぁ、とは思いましたが、気づいたのは降りた後。

福井駅に戻り、再びえちぜん鉄道に乗って永平寺口駅、路線バスに乗り換えて永平寺へ向かいます。切符には、スタンプではなく、鋏が入ります。
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ちなみに、福井駅から特急バスで行った方が安いのですが、時間が余っていて着く時間はどちらで行ってもほとんど変わらなかったので旅情が楽しめる方を選択。
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永平寺に興味を持ったのは、やはりこの巨大な木と唐門の組み合わせの美しさでした。
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実際に高く伸びる木々を見て、素直に「来て良かった」と思いました。
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曹洞宗大本山永平寺は「観光地」でありながら実際の修行の場でもあります。
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行ったのが平日ということもあり、回っていると実際に「おつとめ」がはじまりました。食事を作る「大庫院」と呼ばれる場所の前ではお昼ご飯の良い香りもしました。

写真的には、修行僧と寺院をセットで撮りたくなるところですが、最初に「寺院の風景や仏像など、何を撮影しても構いませんが、修行僧は撮らないで下さい」と言われます。
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山の中の静かな雰囲気は、修行、の場としての下界との断絶を感じさせ(実際は近くには食堂や土産物屋が並んでるわけですが)、普段の忙しさを少し忘れさせます。
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一通り回った後、バス停側の食堂でソースカツ丼とおろし蕎麦のセットをいただきます。味は、まあまあ。
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急いで食べると、福井駅行きの特急バスに乗り込み、福井駅へ。

再び各駅停車で敦賀駅へ向かいます。あと一カ所目的地があるのですが、基本的には帰るだけなので次回は駆け足で。