OLYMPUS PEN Lite E-PL7とPENTAX K-S1

オリンパスのE-PL7は手元にあるE-PL5の2世代後の後継機。E-PL6はボディ形状そのまんまのマイナーチェンジでしたが、E-PL7はボディも新しくなっています。

手ブレ補正がE-M10と同様の3軸手ブレ補正になり、液晶が下方向に180度回転するタイプに。デザイン的にもボディに革調のシートが貼られ渋い感じに。E-PL6まではデザイン上明確に「廉価機」として差別化していた感じがありましたが、E-PL7はかなり上位のE-P5に近いデザインになっているように見えます。

個人的には、マニュアルフォーカス時代の一眼レフのような凝縮感のあるOM-Dシリーズと比べると、PENシリーズはボテッとした印象があります。PanasonicGM1を出したこともあり、より大きさが気になるようになりました。ボディ内手ブレ補正のためボディが大きくなってる可能性はありますが、せめてフラッシュは内蔵して欲しいですし、OM-Dシリーズがある中、もう外付けのEVFは不要だろう、とも感じます。

E-PL5の「望遠専用機」としての画質と小ささには非常に魅力を感じているものの、普段持ち歩くカメラとしてはちょっと大きいなぁ、って印象なんですよねぇ。ボディがここまで大きいなら、望遠付けてる時の方がバランスが良いなぁ、という印象すらあります。あと、出てくる画像自体はともかく、m4/3のカメラは全体的にシャッター音が静かで寂しい感じがします。やっぱりAPS-Cクラスのシャッター音って気持ちが良いんですよ。

お次はリコーのPENTAX K-S1。

ミラーの付いた一眼レフながら、無駄を排した直線的なボディ形状や、背面に配置されたモードダイヤルなどが特徴的。一眼レフとしてはコンパクト、とは言っても、やっぱりミラーボックスの大きさってどうしようもないよなぁ、とミラーレスに鞍替えしつつある自分としては思います。