iPhone 6/6 PlusとApple Watch発表

今年もいつもの季節がやってきました。

あ、ホーム画面の縦、一段増えてますね。でも、横方向のアイコン間隔の間延びした感じ、違和感あるなー。うーん。

なんだかんだで3GS以降毎年買ってるiPhoneですが、iPhone5/5Sの「4インチ+ホームボタン」というサイズは「僕の手の大きさを基準にしたときに片手で使える限界サイズ」なので、4.7インチへの大型化は歓迎しないです。なお、大型化を歓迎しない理由はあくまで、「僕の手の大きさ」を基準にした話ですので、そこのところは勘違いのないように。

「片手で使えるかどうか」で主に重要なのは、ホームボタンから画面上端までの長さだと思っています。一般的なAndroid端末のようにソフトウェアボタンならば4.7インチでも良いのですが、iPhoneやGalaxyのようにハードウェアボタンが付いたデバイスの場合、ボタン分の長さを足して考える必要があります。
P9101179.JPG
上の写真は4.7インチのディスプレイを搭載したARROWS Sとの比較ですが、ホームボタンから画面上端までの長さは大体一緒であることが確認できるかと思います。

ただ、6/6 PlusにはTouch IDを2回タッチすると画面が下方向にスライドする「片手モード」なる機能が搭載されるそう。富士通のパクリでは?と評判ですが、これなら縦の長さの問題は解決します。いっそ5.5インチのiPhone 6 Plusに行くか、とも思いますが、シャツやズボンのポケットに入れるには厳しそう。

そもそも論として「片手モード」ってなんか本末転倒な感じがしますよね。センスの良いAppleが搭載したから、ってだけでこれが許される、というわけでもないでしょう。

その他のハードウェア面ではやっと搭載されたNFCが注目されます。決済関連は日本では期待できないですが、ソニーがBTスピーカーやヘッドセットとの接続簡略化にNFCを使っていて、結構羨ましく思っていました。ただ、キラーではないよなぁ。。。

結局のところ、5と5Sはテザリングやドコモ版発売、などの理由で買ってきたので、端末そのものの進化を楽しみに毎年買い替えているわけではないのです。現状、iPhone 5SiPad Airの組み合わせには非常に満足しているし、回線も今のドコモで特に困ってないので、まずはiOS8へのアップデートとiOSATOKおよびGoogle日本語入力のリリースを楽しみにしつつ、iPhone6は様子見する、という予定です。

まあ、実物を見て心変わりする可能性は否定できませんが。

一方のApple Watchですが、リリースに対する世の中の反応はいまいちな感じ。写真を見る限りデザインは「よくあるスマートウォッチ」という感じですし、値段も349ドルから、と高め。

時計型端末ってあんまり好きじゃないんですけど、iPhoneユーザとしてはAndroidのみ対応のスマートウォッチ系端末を横目で見ていたので、買ってしまうかもしれないです。

こうして整理してみると、「目新しさ」という観点で既に完全に先行しているAndroidの動向を見つつ、堅実にアップデートしているなぁ、という印象を持ちます。よく考えてみれば、お手本がAndroidになる前は、日本のガラケーの「サービスと端末が統合された感じ」を上手いことアレンジしていたとも言えるわけで、特にガッカリする必要はないのかもしれません。

でも、この文章にやたら否定形の接続詞が多いのは、、、お察し下さい。ということで。