今年は久しぶりに青春18きっぷを買いました。5回のうち、最初の2回は北陸で使ったので、8月の時点で残り3回、9/10までに使わなければなりません。というわけで青春18きっぷの旅行記シリーズその2、スタートです。
今回のターゲットは吾妻線。八ッ場ダムの建設工事のため、2014年9月24日を持って岩島ー長野原草津口駅間の現在使用されている路線が廃止され、10月1日からダム完成後も含めて使用される新線に切り替わります。乗ったことがないので廃止前に乗ってみよう、というのが目的。
…なのですが、軽く寝坊しまして予定していた電車に乗れず、吾妻線の各駅停車で良い座席を確保するためにいきなり新幹線or特急でワープする羽目に。
大宮から高崎までは特急あかぎでワープです。いきなりがっかりしたのでとりあえず秋味。
乗りたかったんだよねぇ、651系1000番台。一応休日なのですが、高崎までの区間は新幹線が止まらない主要駅への客が結構多かったです。
高崎駅で駅そばで昼飯。こんなにまずかったかなぁ、このそば。
気を取り直して吾妻線…なんですが、どちらかという面白くない方のローカル線だと思います。どこかに通り抜けできるわけでもないし、温泉に行かないと優先度が下がる路線だよなぁ、と思いつつボーッとしているうちに廃止区間。
新線との分岐。
八ッ場ダム完成時にはダム湖畔道路となるであろう道路が見え始め、テンションアップ。
この高い橋は新線の駅からは徒歩でアプローチできそうなので、新線に切り替わってダム工事がスタートしたらまた訪れたいなぁ、と思いました。
別のダムでも良いので、村がダム湖の底に沈んだあとの姿を見ると、この土地も沈むのかー、と感慨深くなりますね。
当然、日本一短い鉄道トンネルである樽沢トンネルも通過しましたが、乗っていると写真には撮りようがありません。
そして、大前へ。ここは1日に5本しか列車やってこない吾妻線の終点です（一駅前の万座・鹿沢口駅までは倍程度の列車が来る）。
で、乗り鉄的には割と有名な終着駅であり、青春18きっぷシーズンということもあり、結構な人数がここ大前まで乗車し、折り返しまでの時間を過ごすのでした。
大前からの戻り、とりあえず片道乗って満足したし、そのまま高崎まで戻るのはつまらないし、というわけで途中の羽根尾という駅で降ります。
降りたのは僕1人でした。この羽根尾駅のすぐ側には国道が通っていて、応桑道というバス停があり、草軽交通という会社が運行している草津温泉〜軽井沢間のバスの停留所があります。
バスが来るまで少し時間があったので辺りを散策してみましたが、車の旅でも普通に通り過ぎるだけの集落も、歩いてみると発見があるものです。
バスがやってきたので軽井沢に向かいます。
