ソニーがIFA 2014で発表していたハイレゾ対応のウォークマンAシリーズおよび各種イヤホン・ヘッドホンが国内発表に。
容量的に100GB程度は容量が欲しいので、Fシリーズは容量的にターゲットから外れ、ZX1になると予算オーバー、ということで困っていたiPod classicの代替機ですが、新しいAシリーズは本体の32/64GBに加えて128GBのmicroSDカードでの増設が可能。
128GBのmicroSD買って足せば問題なしだぜ!というわけでかなり気になっております。128GBのmicroSDカードって国内正規品を買うと16000円くらいするので、32GBのNW-A16と組み合わせても4万円くらいかかっちゃうわけですけど。
NW-A10シリーズはハイレゾや高音質なヘッドホン出力がウリになっていますが、僕は結局NW-M505とBluetooth接続で組み合わせて使うのがメインになると思います。ウォークマンに溜め込んだ音楽をウォークマンに飛ばして聴く、という割とわけがわからない状況になりますが、大容量のウォークマン・iPodは「サーバー」なんですよねぇ。この感覚、わかりますかねぇ。
あとはイヤホンとヘッドホン類。まずはイヤホン。
- ソニー、新開発BAと振動板刷新のダイナミック型を組み合わせたイヤフォン最上位「XBA-Z5」 - AV Watch
- ソニー、BA+ダイナミックのハイブリッドイヤフォン3機種を刷新。「XBA-A2」もハイレゾ対応に - AV Watch
ソニーのバランスド・アーマチェア型のイヤホンも4世代目。BAのユニットも新しくなり、満を期しての登場となる超ハイエンドXBA-Z5ですが、このAV Watchの記者はZ5を含む上位機種の3ウェイ機に載ってるHDスーパーツイータに対する評価が厳しめ。一方で、量は出ているがいまいち明瞭感のなく、固い印象のあった低音域が改善されているようにも読めるので、期待と不安半々で銀座に視聴しに行ってみようと思います。
正直に言えば、XBA-Z5に載ってる16mmのアルミニウムコートLCP振動板を採用したダイナミック型ユニット1個でハイエンドモデルを作ってほしいんだけどね。なんだかんだで僕が気に入って使ってるイヤホンってみんなシングルユニットなんですよねぇ。
AV Watchでは記事になってませんが、XBAシリーズをBluetoothヘッドホンにするケーブルってのも発表されています。
連続稼働時間4.5時間ってのはちょっと心細い感じですが、ハイエンドイヤホンがそのままケーブル一体型のBluetoothイヤホンになるのはアツい。XBAシリーズのイヤホンとケーブル部のコネクタは基本的にMMCXという規格なので、他社のMMCX対応イヤホンをBluetooth化する人も出てきそうです。
ちなみに、僕の使ってるMDR-EX800STはソニー独自のネジ式のコネクタ。これを採用しているモデルはMDR-EX600、EX800ST、EX1000の3機種しかなく、EX600は既にディスコンになっており、今回EX1000のディスコンの可能性もありましたが、とりあえずはまだディスコンにはなっていないように見えます。EX1000用のショートケーブル、忘れないうちに予備を買っておいた方がいいかなぁ、という気もしたり。
次はヘッドホン。
ヘッドホンで気になるのは70mmという巨大になユニットを採用したフラッグシップMDR-Z7。でも、店頭予想価格はイヤホンのXBA-Z5の方が安いのか。。。それはさておき、音場表現にこだわったことが予想されるMDR-Z7の音はちょっと楽しみ。
今回のハイエンドイヤホン・ヘッドフォンはバランス接続対応で、同時に発表されたポータブルヘッドホンのニューモデルPHA-3もバランス接続に対応しています。
うーん、なんだかんだでiPhoneやiPodとヘッドホンアンプを括り付けて音楽聴いてる人見るんですけど、僕はあんまり興味ない。でも、そろそろノイズキャンセリングも良いんじゃないか、3.5mmミニプラグでバランス接続対応、なんてのもありなんじゃないかと思います。
お目当ての品物は決まったので、銀座に行くのが楽しみ。