ソニービルに視聴しに行ってきた&NW-A16ブラック注文!

とりあえず、週末にソニービルに行って気になる製品の視聴をしてきました。土曜日に行ったので、オーディオフロアはヘッドホン好きばっかりいて少し異様な雰囲気でした。

まずはイヤホン、XBA-Z5/A3/A2/A1から。4つもモデルがありますが、それぞれユニットの構成が微妙に違います。書き出すとこんな感じ。

  • XBA-A1 - フルレンジBA×1、9mm径ダイナミック型×1
  • XBA-A2 - フルレンジBA×1、BA HDスーパーツイータ×1、12mm径ダイナミッ型×1
  • XBA-A3 - フルレンジBA×1、BA HDスーパーツイータ×1、16mm径ダイナミック型×1
  • XBA-Z5 - フルレンジBA×1、BA HDスーパーツイータ×1、16mm径アルミニウムコートLCP振動板ダイナミック型×1

BA HDスーパーツイータを搭載したZ5/A3/A2は高音の金属的な響きが気になる、という話がありましたが、聴いてみると確かに気になる。それも割と特定の帯域だけ響きが変わる印象。これは減点ポイント。このうち、16mmのダイナミック型ドライバが載ったXBA-Z5とXBA-A3はちょっと低音が強めのバランス。ダイナミック型のドライバのサイズが小さくなったXBA-A2が個人的には一番ベターなバランスでした。

XBA-A1はBA HDスーパーツイータなしですが、これはハイレゾ非対応となっています。音も割と大人しめで悪い意味で優等生なイヤホンで物足りない印象。試聴コーナーも別で、通常の展示コーナー内にひっそりと置いてありました。

低音が強めなバランスは相変わらずですが、XBA-H3/H2/H1よりも低音は明瞭な感じになり、良くはなっています。MUC-M1BT1と組み合わせるとしたら、消去法でXBA-A2を選ぶと思いますが、MUC-M1BT1自体にそれほど興味を持ってないこともあり、今回もスルーですね。

次はヘッドホン。MDR-1AとMDR-Z7。

MDR-A1、期待してなかったんですがすごい好みの音でした。低音が強めだった音のバランスはフラットでモニターライクなものになり、解像感はアップ、音場についても広さはそれなりですが自然になりました。外での使用もある程度想定されたヘッドホンとしてかなり魅力的な存在になったと思います。今回視聴したイヤホン・ヘッドホンの中で唯一、ちょっと欲しくなったモデル。

MDR-Z7は別売のKIMBER KABLEによるオプションケーブルとPHA-3の組み合わせで視聴しましたが、あまり良い印象を感じず。音場についても、ちょっと音が遠くで鳴っている印象こそあるものの、それほど広いという印象を受けなかったし、何よりも不自然で違和感がありました。これはKIMBER KABLEのケーブルが悪い影響を与えているのかもしれないし、PHA-3との組み合わせの問題かもしれません。販売開始して、店頭で通常タイプのケーブルと他社製のヘッドホンアンプの組み合わせて聴いてみたいところ。

あとはNW-A16ですが、結局たくさん音楽を詰め込めてNW-M505に飛ばせればいいんだよなぁ、と思いつつ適当にチェックしただけでソニーストアで注文してしまいました。操作ボタンやメニューの階層も、どうせそのうち慣れるでしょう(適当)。

公式の発売は11月8日ですが、大抵は10月中旬から下旬には出ちゃうので、それまでにmicroSDXCカードを準備しなくてはいけません。128GBのmicroSDXCって現状サンディスクしか選択肢がなくて、国内正規流通品だと15000円弱、海外パッケージだと10000円、と結構差がある。4000円以下で買える64GBのmicroSDXCを買ってしばらく我慢して、値段が落ち着いて選択肢が増えてきたら買い替える、というのもありかなぁ。