手元にちょうど7mmのSSDが余っていたので、ThinkPad X220のSSDを入れ替えてWindows 10 Technical Previewをインストールしてみました。
OSインストールとドライバの追加
ISOファイルを下記のサイトからダウンロード(言語としてJapaneseを選んでください)し、
ダウンロードしたISOファイルを下記のツールでUSBメモリに書き込みます。
あとはUSBメモリから起動していつものウィザードでインストールするだけ。時間も20分くらいで終わったでしょうか。
グラフィックスのドライバを自動認識しなかったようなので、デバイスマネージャーから更新をかけるとHD Graphics 3000のドライバがインストールされました。あと、SDカードのドライバが認識されなかったのでWindows 8用のドライバをインストール。
これでぱっと見内蔵のデバイスは全部認識されたよう。ただ、Fn+F8でのトラックポイントとトラックパッドの切り替えショートカットは動作せず、コントロールパネルからの切り替えが必要。細々と見ると挙動が変わる部分がありそうです。
Chocolateyを使ってアプリをインストール
あとはアプリのインストールですが、今回はChocolateyというパッケージ管理ソフトを使い、XMLの設定ファイルを書いて主要なアプリを一括インストール。
とりあえず、こんな感じで設定ファイルを書いた。まあ、無効なのも少し含まれているが、ほとんど自動で入る。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <packages> <package id="googlejapaneseinput" /> <package id="adobeair" /> <package id="adobereader" /> <package id="flashplayeractivex" /> <package id="flashplayerplugin" /> <package id="googlechrome" /> <package id="firefox" /> <package id="thunderbird" /> <package id="skype" /> <package id="itunes" /> <package id="evernote" /> <package id="sakuraeditor" /> <package id="picasa" /> <package id="cccp" /> <package id="jre8" /> <package id="winscp" /> <package id="sourcetree" /> <package id="vlc" /> <package id="filezilla" /> <package id="chocolateygui" /> <package id="atom" /> </packages>
あとはChocolateyに登録されてない一部のアプリ(昔から使ってる、インストーラのない日本国内のアプリが中心)を突っ込むだけ。これ、すごい楽だわー。あとはアプリの設定ファイル類を自動で展開して復帰できればWindowsのインストールも苦じゃなくなるかもなぁ。
Windows 10はどうか?
動作速度的には、X220上ではWindows 7よりずっと快適です。SSDが違うので完全に一緒とは言えないのだけど、戻れない感じの差がある。
Windows 10そのものの感想ですが、新しいスタートメニューは結局使わないストアアプリが占領しちゃう感じがあっていまいち。Windowsボタン横の検索ウインドウ(本当は音声検索用らしいが)は良い場所にあります。ただ、現状ではGoogle日本語入力だと日本語でキーワードを入力できませんが。
ストアアプリがウインドウで動くのは◎。やっと、ですね。公式じゃないけどYouTubeアプリもあって、マジで便利。これがやりたかった。会社でWindows 8.1のPCは使っているものの、ストアアプリの存在は完全に隠していますが、これなら使っても良いかもしれない。
このままTechnology PreviewをこのX220では使い続けて、正式にリリースされたメインのデスクトップPCとこのX220はすぐにアップデートすることになりそう。今回は無料だし。
また、この出来を見てしまうと、今Windows 8.1のPCは買えないです。WindowsのOSアップデートって大変なんですよねぇ。最新版にして使えるようにするまで、どうしても何個かステップがある。さらに、下手に容量の小さいPCを買ってしまうと、そもそもアップデートできなかったりもするので。