テック TESWDA31 光デジタル角型ケーブル3入力1出力AC駆動セレクタ

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現在使っているヘッドホンアンプのHP-A4には入力が2系統(USBと光デジタル1系統)しかありません。

とりあえずメインのMacBook Pro with RetinaをUSB接続し、その他の機器の音はサブディスプレイを兼ねている液晶TVでデコードして光デジタルで入力する、という構成だったのですが、別の機器を接続したくなることがあって、下のような電源不要なタイプの光デジタルセレクタを使っていました。
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<注>これは今回紹介する製品ではありません!

機械的に切り替えていて、信号はいじらずにケーブルをそのまま延長する形なので、これが結構不安定。

TVのような電源の安定したデバイスならともかく、5Vくらいまでの電圧で動くような機器だとブツブツ音が途切れる。そこで、AC駆動で安定動作をうたう「テック TESWDA31」を買ってみた、というわけ。

作りとしては3入力1出力ですが、非常にコンパクト。本当はもう少しオーディオ機器っぽい見た目だと良いのですが、現状、3入力ある電源付きの光デジタルセレクタとして現実的に入手可能なモデルが他にないので仕方がありません。
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写真左側が角形の光デジタル入力3系統。上部から出ているケーブルが電源でUSB mini-B形状。5V1AのACアダプタが付属しますが、汎用のUSB電源アダプタにUSB mini-Bケーブル、という接続でも動作します(僕はこの方法で使っています)。右側は上から出ているリモコンの赤外線センサのケーブルで、本体の下に写っている丸い形状の黒い物体が受光部。青く光っているのはLEDです。LEDは入力の数に合わせて3つあり、使われている入力の部分が光ります。右側の下が光デジタル出力1系統。本体下側の下に出ている突起が主電源スイッチです。

そして、リモコンはこんな感じ。入力を切り替えるボタンと電源ボタンがあります。まあ、普通のカードリモコンです。
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動作としては、光デジタル出力のある古いCDウォークマンなど、これまで安定しなかった機器も安定して再生できるようになり満足。必要な方はそれほどいないかと思いますが、必要になったときは候補にしてみてください。