ノートPCのようなコンパクトなキーボードが好きな人にとって、割と選択肢がないのがUSB接続のワイヤレスキーボード。テンキーがない、ノートPCのようなタイプのもので、配列に変なところがない、というキーボードは実は少ないのです。同じメーカーでも、BluetoothとUSBワイヤレスでキー配列が全然違ってたりするしね。
そんな数少ない選択肢の1つが、このLogicool Wireless Combo MK240。Amazonのセールで安かったので、我慢できずに買ってしまいました。
とりあえず、配列はこんな感じ。15インチRetina MacBook Proとの比較。
届いてから気付きましたが、Enterキーの周りのキーが微妙に小さくなっています。上から二列目の「-」「^」「\」辺りは1mmほど幅が狭いようです。その他、右Alt、右アプリケーションキーなどがない点は好みが別れるかもしれないですが、僕としては合格点。
キーストロークはノートPCのキーボードとは異なり、しっかりとあります。キーボード自体はやたら軽く、鉄板が入っているわけでもなさそうな割には剛性感も良くて、キータッチは良好だと思います。
MK240は「Wireless Combo」なのでマウスも付いています。付属のマウスがこれ。
ホイールはクリック感がある、ちょっと古くさいタイプ。軽くて安っぽい作りですが、実用上は問題ないでしょう。ただ、キーボード目的の人は、忘れても良いかもしれないです。キーボードのおまけ、です。
このMK240、1つ気をつけなくてはいけないのは、USBのレシーバーがUnifying対応ではないこと。今時めずらしい、こんな大きなレシーバーが付いています。
デスクトップPCに使う、と思えばこれでも良いのでしょうが、デスクではディスプレイとキーボードを外付けして使うノートPCに使いたい、なんて用途だと、つけっぱなしにできないので面倒かもしれません。
最近のLogicoolは日本語キーボードで無茶な配列がなくなりました。非常に頑張っていると思います。MK240はUnifying対応でないことだけが残念ですが、値段も安くて、キーボード目的で買っても損しないと思います。