α6300が海外で発表されたのでNEX-6ユーザとして、

モデル末期のNEX-6を買って2年以上愛用してきた自分としては、APS-C Eマウントの新型ボディとなれば、気にならないわけがありません。同時に発売されたフルサイズFEレンズの新シリーズG Masterは価格帯的に手がでないのでスルー。

価格は1000ドルくらい、とのこと。国内での価格がいくらになるかが気になりますが、海外のα7シリーズの価格が以下のような感じです。

α7R IIで見ると、米国で3,199ドル、国内のソニーストア価格が税別438,880円ですから、1ドル137円。そうなるとストアのスタートは税込15万円弱。このレートで出されると少し悩む。どっかのスペック落としてもう少し安くして、って言いたくなる感じ。

これがα7 IIになると、米国1,699ドル、国内ソニスト税別189,990円で一気に1ドル112円に。為替も発売した2014年12月は120円くらいですから、α7R IIとα7 IIの価格差はどこにあるか、ということになります。

実際のところ、性能を求めるユーザの多くはフルサイズに流れていると思いますから、そんなに強気な価格設定はできないように(かなり個人的な希望を込めて)思いますが、どうなるでしょうか。

スペック的には、

  • α6000世代で落ちていた電子水準器の復活
  • 4K動画とフルHD 120fps動画
  • 425点の像面位相差AFで画素数据え置きの新型2400万画素センサ
  • AF/AE追従の最高11コマ/秒の連写
  • サイレントシャッター
  • LA-EA3での像面位相差を利用したAマウントレンズ対応

など、充実の内容。電子水準器と4K動画が個人的には嬉しくて、この2つで買い換える条件としては充分です。高速なAFは、現状の僕の撮り方だとあまり必要ないのですが、YouTubeに上がってる動画を見ていると、望遠レンズを買って試したくなります。

また、スペック表をよく見ると、ISO感度AUTOのデフォルト設定がISO100-6400と好感度側に1段伸びていて、高感度の改善も期待できるのも見逃せません。NEX-6/5RはISO感度AUTOは上限ISO3200、α6000から変更は可能になりましたがデフォルトは上限ISO3200だったので、やっとデフォルトがISO6400上限になったか、という感じ。

逆に、αシリーズの他機種にあって、α6300にないのは、

  • ボディ内手ぶれ補正
  • タッチ対応の液晶

ボディ内手ぶれ補正はボディの大型化を招くので、まあ、なしでも良いでしょう。液晶はタッチ対応だと嬉しかったですね。iPhoneNEX-5R使ってるとやはり便利なので。

ボディ自体は、縦横のサイズは一緒で厚みだけ3mm程度増えているらしい。高速連写や4K対応のため、ボディが大型化した、という感じでしょうか。まあ、これも最近の傾向からしたら大人しいレベル。これでボディ内手ぶれ補正まで内蔵したらどんな大きさになっていたか、想像もしたくありません。

今回は本気で買い換えたいと思っているので、国内での正式発表と価格が気になって仕方がありません。個人的には、ボディ12万くらいだったらいいなぁ、と思っていますが、さて。