レンズの性能に頼って写真を楽しむことを試みる〜その2 SIGMA 19mm F2.8 EX DN〜

去年は結局レンズを一本も買わなかった。
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買わなかった、というのは、つまるところ、決断できなかった、ということ。

なので、買い増しをする前にまずは手持ちのレンズを見直してみよう。
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というわけで2本目。

前回のSIGMA 30mm F2.8 EX DNと同じシリーズの19mm(35mm換算で28mm)。こちらも外装が変更された新型になっています。外装が変更された新シリーズにはもう一本、60mm F2.8というのもあるんですが、持ってません。

性能に頼って、と書いておきながら、安いレンズばかりなのは気にしないで欲しいところ。
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同じシリーズの30mmが本当にカリカリな描写なのと比べると、少し緩い印象も受けるのですが、変な歪みがないというのは、気持ちの良いものです。また、安いのでそれほど扱いを気にしなくて良いのも普段使いには魅力かもしれません。

また、30mmと違ってかなり寄れるのも魅力。
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2月はほとんどこのレンズをNEX-5Rに付けていて、それなりの枚数の撮影はしたんですけど、家族を撮ることが多かったので、Webで公開できそうな作例はほとんどなかったり。そんなわけで、適当な作例ばかりで申し訳ないのですけど、日常生活の中で家族を撮るためのレンズ、としてはコンデジや携帯電話とは違う写りとボケに満足しています。

28mmって、いわゆるスナップというものを撮影しようと思うと、距離的にはかなり被写体に近づかないといけないので、恥ずかしがり屋の普通の人には難しいですよね。
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でも、自分の家族の日常生活を良い画質で記録したい、という場合には寄れる広角の方が使いやすい、ということに気づきました。

今回、19mmと30mmを久しぶりに使ってみて、広角と標準の短焦点レンズについて、自分の中での使い分け、みたいなもののイメージができたのは良かった。散歩に持ち歩くなら30mm(標準レンズ)、家の中で使うなら19mm(広角レンズ)。

標準短焦点レンズの方はちょうどSIGMAから同じ30mmでより明るいF1.4のレンズが発表されましたし、最短撮影距離の短い広角短焦点レンズとしてはAPS-C Eマウントの銘レンズSEL24F18があります。これらのレンズを買うとしたら、どう使えばよいか、ということを考える上でも、良かったと思います。

次は、購入以来、ブツ撮りレンズとして使われているSEL50F18を、久しぶりに外に持ちだして使ってみようと思います。