少し間が空きましたが、城南島海浜公園での飛行機撮影、第二回。今回の写真はα6300とSEL70300Gで、JPEGで撮影したものに対し、色の調整やトリミング、鮮鋭化などの加工を行っています。純粋な試写レビューとは言えませんので、その点はご注意ください。
まずはこの日の一番のお気に入りを。ANAのボーイング787-8。
色はやり過ぎに加工してしまいましたが、カーボン複合材で作られた翼のラインの美しさがいい感じ(特に左の翼の反り)。他の飛行機と比べても、787の翼は美しい。
似たような角度で撮影したソラシドエアのボーイング737-800。
とりあえず、ジェット旅客機の飛行機の機種をなるべく覚えようとしてるんですけど、737-800はサイズの小ささ、ウイングレット(主翼先の折れ曲がった部分)、底面が潰れた円形でないエンジン形状など、覚えやすい。まあ、今はFlightradar24のiPhoneアプリを買っちゃったんで、見れば何が来るかわかるんですが。
次は真横からの2枚。1枚目はJALのボーイング737-800。
旅客機は、戦闘機と比べると非常にゆっくり、なのだそうですが、それでも動きものなので、頑張ってカメラを動かして追いかけることになります。その中で機体を真ん中に入れるのは結構難しい。この写真はトリミング、画像の回転をかけています。
2枚目は中国国際航空のエアバスA321-200。これはノートリミング、回転無し。こういうこともある。
これだってウイングレットついてるじゃん、、、というわけで、エンジンと操縦席の窓で見分けるのでしょうか。787以外のボーイング機は基本的には操縦席の窓枠が違うのがわかる、はず。
こちらはANAのエアバスA320-200。
先程からボーイング737だとか機種名を必ず書いていますが、どうやって調べているかというと、尾翼の下に「JA8946」っていうマーキングがありますよね(写真をクリックしてFlickrを開いて、拡大して見てください)。
これを機体記号と言い、民間航空機には必ず付いているので、この番号でGoogle先生に聞くとわかります。大抵は尾翼のそばに書いてあるのですが、それが見えない時は前脚のカバーのところにも一部分が書いてあることが多いようです。
国内の航空会社が使用している旅客機としては一番大きいボーイング777-300(ジャンボことボーイング747も、A380も旅客機として使用している会社は今日本にはないのです)。
この写真だけ縮尺が違うのがわかるでしょうか。空港の展望台から見ると、異様とも感じる細長さにびっくりします。
ちなみに、羽田空港には旅客機以外の飛行機も降りてきます。
これは海上保安庁のガルフストリームVという機種。機体番号の上の「海上保安庁」という漢字がちゃんと読めるのは素晴らしい。
城南島の話はもう少し続きますが、とにかくα6300とSEL70300Gでの撮影は非常に快適でした。
AFモードを「ロックオンAF」に、フォーカスエリアは「ゾーン」にして右側(ロケーション的に飛行機は左から右に進むので)に設定、AF-S時の優先設定を「フォーカス優先」しておくだけで、ピンぼけはほぼなし。AF速度も高速なまま。あとはいかに飛行機を追いかけ、フレームの中に収めるか、だけを気にすれば良かった。
300mmクラスの望遠レンズをはじめて買った人がいきなり飛行機の着陸を撮りに行ってこれだけ撮れた、という感覚が伝われば良いかなぁ、と思います。