13500円で買えるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm f3.5-6.3 EZ買ってみた

初代OM-D E-M5レンズキットにもなっていたマイクロフォーサーズの標準ズームですが、異様とも言える投げ売りがされていました。

ランクとしては、通常のキットレンズよりも上位のモデルにも関わらず、13500円くらいで買えました。

まあ、最近の流行として、ソニーのSELP1650の登場以来、薄型軽量なキットレンズが好まれているようですし、オリンパスマイクロフォーサーズマウントのレンズラインナップとしても、下記のハイエンド標準ズームが出た今となってはほとんど魅力と言える要素がなく、全然売れないからでしょうか。

基本的にレビューする機材には「購入理由を書く」ようにしているのですが、このレンズについては説明が難しいです。しいて言えば、「安かったから買ってみた」でしょうか。
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スペック面では簡易マクロ機能が特徴。
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全体的な画質としては、そんなに良い方ではないのですが、このマクロモードは便利ではあります。

E-PL5につけっぱなしにして、家の中での子供の撮影にしばらく使ってみましたが、撮ってて楽しくない。ボディが古いのが影響している可能性はありますが、マイクロフォーサーズは好みに合わないのかもしれないですね。もしかしたら、同じような特徴を持ったレンズがEマウントにあって、しかも安かったら、手荒に使える標準ズームとして重宝したのかもしれません、とも思います。

個人的には、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm f3.5-6.3 EZについては「安かったから買ってみたけど満足」なんてことは全然なく、13500円の「勉強代」と考えてみると「素直にEマウントに重点的に投資すべきである」という、当然の反省をする羽目になっただけなのでした。