青春18きっぷを使いきろう〜その2 新幹線を使って飯田線各駅停車完乗〜

今年の夏は久しぶりに青春18きっぷを買ったので、結構いろいろ出かけました。今回は「2回目分」の話ですが、ひたすら電車に乗っていたので、観光した写真はないです。
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1回目分から数日、週末の回数を考えると、毎週着実にどっかに行かないと使い切れないことが確実だったので、「ホリデー快速ビューやまなし」に乗り込み、どこに行くかを考えます。もう25年以上行ってない松本城、旧制松本高等学校あたりに行ってみようかと思いましたが、その日は松本の昼間の気温が35℃を超えるとの予報で、気持ちが萎えたので別プラン。

調べてみると、最後に豊橋から新幹線を使ってしまえば、早朝に出なくても飯田線を全線乗ることができる、ということがわかりました。飯田線は家族旅行で過去に豊橋から全線乗ったことはあるのですが、その時は途中まで特急伊那路に乗ったのと、正直沿線の風景をあんまり覚えてないので、各駅停車でゆっくり堪能することに。

ホリデー快速小淵沢まで、乗り継ぎの各駅停車までは少し時間があるので、駅そばで昼ごはん。昔はホームに蕎麦屋あった気がしたのですが、なくなっていたので駅舎の中で。
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バラ軟骨焼豚そば。この見た目でなんと420円。肉もおいしくて満足。

各駅停車で小淵沢を出発し、次の信濃境を出発してしばらく経つと、進行方向右側には有名な旧線の鉄橋「立場川橋梁」が見えてきます(下の写真の真ん中に小さく写っています)。
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この鉄橋、僕が子供の頃からこのまんまです。家族旅行は毎年信州だったので、いつも「あずさ」で小淵沢を発車するとこの鉄橋を探していた気がします。

岡谷駅上諏訪からやってくる飯田線の各駅停車に乗り換えましたが、終点の豊橋までは行かない飯田止まりなので、豊橋行きの始発駅となる駒ヶ根まで乗車。
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駒ヶ根から5時間(!)の旅なので、さすがに追加の食料と飲み物を補給してから乗り込みます。

昔と比べて車両の座席も良くなったし、非常に空いていたので長時間停車では外に出たりしいて、思ったよりも快適な旅でした。
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景色も、伊那地区の平野部の縁をゆっくり走り、天竜川に沿って市街地を進み、そして、佐久間ダム付近の人の少ない渓谷、と景色的にも変化があり、飽きが来ない(僕の主観ですが)。
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高速道路網の発達によって、地域の交通手段としての賑わいはなくなったようですが、ゆっくり列車の旅を楽しみたい人にとってはその魅力が増したと言っても良いでしょう。

帰りの新幹線では名古屋限定の一番搾りをいただきました。飲み比べをしないと、地域ごとの差は正直わからないですね。
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