Anker USB-C & HDMI 変換アダプターとLG 27UD58-Bの組み合わせでMacBook Pro 2018 15インチの4K 60P出力を試す

Untitled

将来的にはUSB-CポートしかないMacBook Proに買い換えるだろう、という予測のもと、かなり前(2016年モデルが出て期間限定の安売りをしていた頃)にApple純正のUSB-C Digital AV Multiportアダプタを買っておいたのですが、このアダプタのHDMI端子は実は4K 30P出力にしか対応していません。

TouchBar搭載のMacBook Proで4K 60P出力を使いたい場合の方法としては、下記の選択肢があります。

  • USB-C - DisplayPortケーブルで接続する
  • 4K 60P対応のUSB-C - HDMIアダプタで接続する
  • Thunberbolt 3/USB-Cでディスプレイと直結する(対応モニタが必要)

我が家のLG 27UD58-Bの場合は上の2つが取れる選択肢なのですが、今回は4K 60P対応のUSB-C - HDMIアダプタを買ってみました。

購入したのは「Anker USB-C & HDMI 変換アダプター」です。気をつけないといけないのは、Amazonだと「サイズの違い」という扱いになっている「Anker 5-in-1 プレミアム USB-Cハブ」は4K 30Pまでしか対応していないこと。

基本的には、USBハブやLANが一緒になっているアダプタについて、現時点ではAnkerに限らず、4K 60Pに対応したものはなさそうですので、通常のDisplayPortやHDMI端子を搭載した4Kモニタで4K 60P接続したい場合、USB-Cポートが一つ専有されると思った方が良さそうです。

Untitled

4K 60Pに対応している場合には、ほぼ必ず「4K 60P対応」と書いてありますが、「4K対応」とだけ書いてあるものは4K 30Pまでの対応となることが多いようです。Thunderbolt3接続の高級なハブのHDMIポートも、多くは4K 30Pまでの対応のものが多いのは気をつけたいところ。eGPUになれば、eGPUユニット内のGPUカードから映像が出力されますので、こういった制限はないかと思います。

また、27UD58-Bに限らずLGの4Kモニタの場合、初期設定ではHDMIでの4K 60P表示ができません。画質調整の「HDMI ULTRA HD Deep Color」をオンにする必要があります。

4K 30Pから4K 60Pになることで、フレームレートが倍になるので性能面での心配があったのですが、全く問題なく、特に引っかかるようなところは増えることはなくて、フレームレートが倍になって動きがなめらかになったからか、以前より快適に動作している印象です。

もう30pの環境には戻れないなぁ。値段も安いし、良い買い物だったと思います。