E 18-135mm F3.5-5.6 OSS(SEL18135)がお気に入りなんだ!

春に買ったこのレンズですが、

これが非常にお気に入りなのですよ。

桜舟

広角側の画角が27mm相当スタートなので、SEL1670Zと併用するかもと思っていましたが、画質の差が大きく、すっかり使わなくなったので処分してしまいました。

α7IIIの発表とほぼ同タイミングで発売されたレンズですので、周りではAPS-Cのレンズ・ボディを処分してα7IIIとフルサイズのレンズを購入する姿もちらほら見られて、買うときや買ったあとに「フルサイズ行かないんですか?」ということを聞かれたりしました。

その点については「フルサイズを買う買わないとは別の問題として、これは必要なレンズだった」と断言します。最初からそういうつもりで買ったのですが、半年使ってそれは確信に変わりました。

フルサイズを買う買わない問題については「自分の機材じゃ撮れないよなぁ」という領域は意識しつつ写真を撮っていて、「自分の機材で撮れない領域を撮るためにフルサイズが本当に必要か?」というのは当然悩むわけです。超広角側のレンズがコストパフォーマンス重視な点、絞り開放での被写界深度、高感度領域あたりが差異としては大きいでしょうか。

夜を駆け抜ける

ただ、超広角レンズを使った印象的な感じの写真や、いわゆる「ポートレート」的なものもそれほど興味はないですからねぇ。instagramに写真を投稿するようになってわかったのですが、印象的な構図の絵を作りたいわけじゃなく、やっぱり何か気になっているものにフォーカスするような撮り方の写真が多いので、風景写真的な機材の揃え方では使用頻度は上がらなそう。子供は撮りますが、一緒に行動するときはなるべく機材は小さくしたいのが正直なところ。すぐに「抱っこ」となるのはよくあるパターンですし。

さて、話を戻しましょう。

α6300+SEL18135の合計重量はバッテリ込みで約729g。バッテリ込みのα7III「ボディ」より70gほど重たいだけです。そして、サイズは入門クラスのAPS-Cの一眼レフボディに標準ズームを取り付けたよりも若干コンパクトですから、普段の街歩きで首から下げておくことも苦ではありません。

その上、画質についての評判は概ね良いですし、画角は27-200mm相当をカバー。

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入門クラスの一眼レフやミラーレスに標準ズームを付けて首から下げて街歩きをしたり、子供を連れて歩いている姿、というのは割と見ますよね。それが普通の人でも「許容できるサイズ」だと考えたとき、ほぼ同じサイズで得られる画像や対応可能なシチュエーションの広さは大きなアドバンテージになります。

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フルサイズのカメラを買い足す可能性を考えても、気合が足りないときやたくさん歩きまわりたいときにもリュックに入れておける、子供を連れ回すときにも持って行ける、そんな重さ、大きさで割と万能なカメラが、高性能だけど重たく大きなカメラの購入によって、その役目を完全に失うことはあり得えないと思うのです。

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フルサイズセンサーのカメラを持ち出せないときは高倍率の1インチのコンデジで妥協だなんて、あまりにも寂しいでしょ。

そういうことですよ。